東京ベイ舞浜ホテルファーストリゾート宿泊記|オフィシャルホテル最安クラスを徹底レビュー

はじめまして、ディズニーが大好きなSayaです。15年以上東京ディズニーリゾートに通い続けていて、気づけば総来園回数は300回を超えました。パークだけじゃなくて、ディズニーホテルやオフィシャルホテルを巡るのも趣味になっていて、今回ご紹介するのは東京ベイ舞浜ホテルファーストリゾートの宿泊記です。

東京ベイ舞浜ホテルファーストリゾートの宿泊記を検索していると、エコノミールームやモデレートルームの違い、子連れや赤ちゃん連れでも泊まりやすいのか、朝食ビュッフェの内容やアクセス、ランド直行バスのシャトルバス事情、駐車場料金やコスパ、実際の口コミまで気になるポイントがたくさん出てきますよね。コンビニのように使えるファーストショップやコインランドリーがあるかどうか、ベビーベッドやベビーカーの貸出、添い寝のルールなども、事前に知っておきたいところだと思います。

私自身も、オフィシャルホテルの中で比較的安い料金で泊まれるこのホテルが、本当に快適なのか、古さや清掃状態が口コミどおりなのか、朝食ビュッフェは満足できるのか、正直かなり気になりました。特に、エコノミールームにするか、少しプラスしてモデレートルームにするかで迷うあなたの気持ちもすごく分かります。

そこでこの記事では、東京ベイ舞浜ホテルファーストリゾートの宿泊記として、実際に泊まって感じた良かった点・微妙だった点を包み隠さずまとめつつ、アクセスやシャトルバス、部屋タイプの選び方、子連れや赤ちゃん連れでの過ごし方、朝食ビュッフェの雰囲気、館内施設やコインランドリー、料金とコスパの考え方までを一気に整理していきます。これから予約しようとしているあなたが、「ここなら自分たちの旅行スタイルに合いそう!」と安心して決められるようなイメージを持てるように書いていくので、気になるところから読み進めてみてくださいね。

  • 東京ベイ舞浜ホテルファーストリゾートの特徴とオフィシャルホテル内での立ち位置
  • アクセスやシャトルバス、駐車場など移動まわりのリアルな使い勝手
  • エコノミールームとモデレートルームの違いと子連れ・赤ちゃん連れでの注意点
  • 朝食ビュッフェや館内施設、料金とコスパのバランスから見たおすすめ度

東京ベイ舞浜ホテルファーストリゾートってどんなホテル?

東京ベイ舞浜ホテルファーストリゾートってどんなホテル?
出典:東京ベイ舞浜ホテルファーストリゾート公式より

まずは、東京ベイ舞浜ホテルファーストリゾートがどんなホテルなのか、「サンルートプラザ東京」時代からの歴史や、3棟構成のコンセプト、オフィシャルホテルの中でどんな立ち位置なのかをざっくり押さえておきましょう。ホテル全体のイメージがつくと、部屋選びもグッとしやすくなりますよ。

サンルートプラザ東京からのリブランドとホテルの歴史

東京ベイ舞浜ホテルファーストリゾートは、昔からディズニー通いしている人には「サンルートプラザ東京」の名前のほうがなじみ深いホテルかもしれません。東京ディズニーランドがオープンしたころからある、歴史の長いオフィシャルホテルのひとつで、私も子どもの頃に家族旅行で泊まった記憶があります。

そのサンルートプラザ東京がリブランドして、現在の名前になったのが東京ベイ舞浜ホテルファーストリゾートです。リブランド時にロビーや一部の客室、レストランが順番にリニューアルされて、昔ながらの雰囲気を残しつつも、ところどころ新しい設備やコンセプトルームが増えました。完全にピカピカの新築ホテルというより、長年ディズニーを見守ってきた古株のホテルを、今の旅行スタイルに合わせてチューニングしたような印象ですね。

館内を歩いていると、当時のサンルート感がふと残っている場所もあって、「あ、この角見覚えある!」と懐かしさを感じる瞬間もあります。ディズニー歴が長い人ほど、そういう意味での楽しみ方もできるホテルかなと思います。

3棟696室のコンセプトホテルという特徴

東京ベイ舞浜ホテルファーストリゾートは、ざっくり分けると「ウエストサイド」「サウスサイド」「アネックス」という3つの棟に分かれていて、客室数は全部で約700室クラスの大型ホテルです。棟ごとにテーマが違っていて、キャッスル(お城)やウエスタン(西部)、船室風など、いろいろな世界観のお部屋が用意されています。

特にモデレートルームやデラックスファミリールームのキャッスルスタイル・ウエスタンスタイルは、壁紙やベッドボード、照明、小物までしっかりテーマが作り込まれていて、部屋そのものがちょっとしたアトラクションみたいな感覚です。「今日はお城に泊まる日だよ」とか「西部劇の世界にお泊まりだよ」と子どもに伝えると、それだけでテンション上がるやつですね。

一方、アネックス棟のエコノミールームは、船のキャビンのようなコンパクトな部屋。通路やエレベーターホールも「ここは船内です」と言われても納得しちゃうくらい世界観が統一されていて、コスパ重視で選んだはずが、意外と一番ワクワクした、なんて感想を持つ人も多いと思います。

オフィシャルホテルの中での立ち位置(価格帯・立地)

オフィシャルホテル全体で見ると、東京ベイ舞浜ホテルファーストリゾートは価格帯が比較的安めで、立地はランド寄りというポジションです。いわゆる「ディズニーホテル」(ミラコスタやランドホテル)ほどの特典やラグジュアリー感はないけれど、パークへのアクセスの良さと、オフィシャルホテルならではの安心感・世界観を、手の届きやすい価格で楽しめるタイプのホテルですね。

「せっかくディズニーに行くなら、普通のビジネスホテルじゃなくて、ちゃんとオフィシャルホテルに泊まりたい。でも予算は抑えたい」というあなたには、かなりハマりやすい選択肢だと思います。オフィシャルホテル全体の比較や、それぞれの特徴は、ディズニーオフィシャルホテルの選び方とおすすめ比較でも詳しくまとめているので、「他のホテルと迷っている」というときはセットで読んでもらうとイメージしやすいかなと思います。

アクセスとシャトルバス|ランド直行バスがとにかく便利

アクセスとシャトルバス|ランド直行バスがとにかく便利
出典:東京ベイ舞浜ホテルファーストリゾート公式より

次に、実際に泊まるときにめちゃくちゃ大事になるアクセスとシャトルバスの話です。舞浜駅からホテルまでの行き方、東京ディズニーランドやシーへの移動、駐車場料金や車利用の注意点まで、私が泊まるときにいつもチェックしているポイントをまとめていきます。

舞浜駅からの行き方(ウェルカムセンター利用)

東京ディズニーリゾートの玄関口・舞浜駅に着いたら、まず覚えておきたいのが東京ディズニーリゾート・ウェルカムセンターの存在です。南口側にある建物で、ここに行くとオフィシャルホテルのカウンターが並んでいて、荷物をホテルまで送ってもらったり、チェックイン手続きを進めたりできます。

東京ベイ舞浜ホテルファーストリゾートに泊まるときも、私はほぼ毎回ウェルカムセンターを使っています。朝イチで舞浜に着いて、まずウェルカムセンターで荷物を預けてしまえば、スーツケースなしでパークに向かえるので本当に楽です。子連れだと、ここで身軽になっておくかどうかで、その日の体力の減り方が全然違います。

ウェルカムセンターの場所や具体的な手続きの流れは、別記事の東京ディズニーリゾート・ウェルカムセンター完全ガイドにまとめているので、不安な方はそちらもチェックしておくとイメージしやすいと思います。

ディズニーランド・シーへのバスと所要時間

東京ベイ舞浜ホテルファーストリゾートの強みのひとつが、東京ディズニーランドへのアクセスです。オフィシャルホテルの中でも、ランドに近いポジションにあり、ランド行きのシャトルバスが出ているので、特に小さい子ども連れや、閉園後でクタクタなときにはありがたさを全身で感じます。

私の感覚でいうと、ランドまでのシャトルバスは所要時間5〜10分くらい。運行時間や本数は日によって変わるので最新情報は公式サイトで確認してほしいのですが、朝のパークオープン前や夜の閉園直後など、混む時間帯はバス停に少し余裕を持って並ぶのがおすすめです。「一便見送って座って行く」というスタンスだと、子連れでもかなりラクに移動できるはずです。

東京ディズニーシーや舞浜駅方面へのシャトルバスも運行されていて、こちらもおおよそ10分前後のイメージ。もちろん、ディズニーリゾートラインでベイサイド・ステーションまで行き、そこからオフィシャルホテル共通のディズニーリゾートクルーザー(ミッキーバス)に乗るルートもあります。天気や混雑具合、子どもの体力を見ながら、「今日はどのルートで帰る?」と選べるのが便利ですね。

駐車場料金と車利用の注意点

車で行く場合に気になるのが駐車場料金と、チェックイン・チェックアウト前後の扱いです。料金体系は時期によって微妙に変わることがあるので、ここではあくまで一般的な目安としてのイメージでお話します。

東京ベイ舞浜ホテルファーストリゾートの駐車場は、宿泊者向けの上限料金が設定されているパターンが多く、「宿泊日当日の◯時から翌日の◯時まででいくら」というルールになっていることが多いです。それ以外の時間帯は30分ごとの課金になるので、「パークに早く着きすぎた」「チェックアウト後も夜まで停めっぱなしにしたい」というときは、どこからどこまでが宿泊者料金の範囲なのか、事前に確認しておくと安心です。

車高制限がある立体駐車場を利用することも多いので、ミニバンやSUVなど背の高い車に乗っているあなたは、最大高さがどのくらいかもチェックしておきましょう。公式サイトに最新の料金と制限が載っているので、予約前に一度目を通しておくことをおすすめします。

駐車場料金や運用ルールは、ホテルやシーズンの状況によって変更される可能性があります。この記事で紹介している内容はあくまで一般的な目安として受け止めていただき、実際の料金や時間帯の詳細は、必ず東京ベイ舞浜ホテルファーストリゾートの公式サイトで最新情報をご確認ください。

泊まったお部屋レビュー(モデレートルームウエスタン)

泊まったお部屋レビュー(モデレートルームウエスタン)
出典:東京ベイ舞浜ホテルファーストリゾート公式より

ここからは、私が実際に泊まったモデレートルーム・ウエスタンスタイルの宿泊記として、お部屋の広さやベッドの配置、眺望、バス・トイレ・洗面の使い勝手、コンセプトの世界観、アメニティ・設備などを細かくレビューしていきます。エコノミールームと迷っているあなたも、部屋選びの参考にしてみてください。

部屋の広さ・ベッド配置・眺望

モデレートルーム・ウエスタンスタイルは、いわゆる「標準的な広さのオフィシャルホテルの部屋」という印象で、スーツケースを広げても身動きが取れなくなるほど狭い、ということはありません。大人2人+子ども1〜2人程度なら、荷物が多めでもそこそこ快適に過ごせるバランスかなと感じました。

ベッドはツインベッドが基本で、場合によってはソファベッドやエキストラベッドを追加して3〜4人で泊まれる構成になります。私は大人2人+未就学児1人の添い寝パターンで泊まったのですが、ベッド同士をくっつけてもらい、壁側に寄せるレイアウトにしてもらったおかげで、子どもが寝返りを打っても落ちる心配が少なくて助かりました。

眺望については、お部屋によって当たり外れがあるのが正直なところです。パークビューや海側の部屋に当たると、窓からの景色だけでテンションが上がりますし、逆に駐車場ビューだと「機能的には問題ないけど、景色に感動はないよね」という感じになります。眺望を重視したい場合は、予約時にパーク側や上層階が指定できるプランを選ぶのがおすすめです。

バス・トイレ・洗面の使い勝手(洗い場の有無)

モデレートルームでありがたいのが、バス・トイレ・洗面の使い勝手です。私が泊まったウエスタンスタイルの部屋は、バスと洗面スペースにしっかり洗い場があるタイプで、子どもと一緒に入るときも本当にラクでした。湯船と洗い場が分かれていると、パークで冷えた体をゆっくり温めつつ、シャワーでさっと汗を流す、という動きもしやすいです。

トイレはバスルームとは別のスペースになっていて、朝の支度の時間帯も渋滞しにくいのが地味に嬉しいポイント。オフィシャルホテルでも、ユニットバスの部屋だとどうしても朝に混み合いがちなので、「子どもにご飯を食べさせながら大人が交代で準備する」みたいなスケジュールを考えると、バス・トイレ別はかなり効いてきます。

エコノミールームはユニットバスになるので、ここはモデレートルームとの大きな違いのひとつです。お風呂時間をしっかり取りたい派か、とにかく寝るだけでOK派かで、かなり印象が変わってくると思います。

コンセプト(キャッスル/ウエスタン/船室)の雰囲気

モデレートルーム・ウエスタンスタイルの一番の魅力は、やっぱりお部屋の世界観です。壁紙やアート、ベッドカバーの柄、テーブルのデザインなどが、まさに西部劇の世界をイメージしたテイストで統一されていて、「ここからパークに行く」だけでなく、「部屋に戻る時間も楽しみ」になるタイプのホテルだなと感じました。

キャッスルスタイルの部屋も含めてなのですが、どちらも「ディズニー映画の世界そのもの」というより、ディズニーパークの近くにある西部風・お城風のゲストルーム、という距離感です。いい意味でちょっと現実が混じっているので、大人が泊まってもくどすぎず、子どもにはしっかり非日常感を味わってもらえる、絶妙なラインを攻めていると思います。

同じホテル内でも、アネックス棟のエコノミールームに泊まると、今度は「船室に泊まる」体験になります。通路やエレベーターホールまで船の世界に統一されていて、エレベーターを降りた瞬間から別世界。世界観を全力で楽しみたいなら、モデレートルーム系とエコノミールーム系、両方に泊まってみるのも面白いですよ。

アメニティ・設備(冷蔵庫・電気ケトル・コンセントなど)

アメニティと設備は、いわゆる「一般的なオフィシャルホテル標準」という印象です。歯ブラシやヘアブラシ、スキンケアの基本セット、タオル類、パジャマなど、一通りは揃っていますが、敏感肌の方やこだわりが強い方は、いつものスキンケアやパジャマを持参したほうが安心かなと思います。

冷蔵庫は小型のものが設置されていて、飲み物やコンビニで買ったスイーツを冷やしておくには十分。電気ケトルもあるので、赤ちゃんのミルク作りやカップスープ、カップ麺などにも対応しやすいです。コンセントの数も、スマホやモバイルバッテリー、カメラなどを充電するぶんには問題なく、枕元近くにあるコンセントも多くて助かりました。

最近は大きめのテレビで、YouTubeやミラーリングができるタイプの部屋も増えてきていて、パークから戻ってきて、子どもにアニメを見せながら大人が荷物整理をする、なんて使い方もしやすいです。機能の細かい仕様はお部屋タイプやリニューアル時期によって変わるので、「ここだけは外せない」というポイントがある場合は、予約前にプラン詳細をチェックしておきましょう。

エコノミールームとモデレートルームの違いを比較

エコノミールームとモデレートルームの違いを比較
出典:東京ベイ舞浜ホテルファーストリゾート公式より

東京ベイ舞浜ホテルファーストリゾートで一番悩ましいのが、エコノミールームにするか、モデレートルームにするか問題だと思います。ここでは、料金・広さ・添い寝可否、バスルームの違い、どんな人にどの部屋がおすすめかを、私なりの視点で整理していきます。

料金差・広さ・添い寝可否

エコノミールームのメリットは、とにかく「安い」ことです。シーズンや予約タイミングにもよりますが、同じ日程でもエコノミールームのほうが、モデレートルームよりも数千円単位で安くなっていることが多く、1泊でも2泊でも、トータルの旅行予算に効いてきます。

その代わり、部屋の広さはコンパクトで、ベッド2台+ちょっとしたスペース、という構成になることが多いです。大人2人で「本当に寝るだけ」と割り切るなら全然アリですが、スーツケースを広げっぱなしにしたり、部屋でゆっくり過ごす時間を長めに取りたいなら、やっぱりモデレートルームの余裕がうれしくなります。

添い寝のルールはホテル全体のポリシーが関係してくるので、必ず最新の条件を事前に確認してほしいのですが、一般的にはエコノミールームは添い寝不可だったり、ベビーベッドを置けなかったりするケースが多いです。子連れ・赤ちゃん連れの場合は「添い寝OKの部屋か」「ベビーベッドが置けるか」「ベッドをくっつけられるか」を基準に、モデレートルーム以上を選ぶのがおすすめです。

ユニットバス vs 洗い場付きバス

エコノミールームとモデレートルームの決定的な違いのひとつが、バスルームのタイプです。エコノミールームは、いわゆる普通のユニットバスで、浴槽・洗面・トイレがひとつの空間にまとまっています。一方、モデレートルームは洗い場付きバス+独立トイレの構成になっていることが多く、ここに快適さの差が出やすいです。

パークから帰ってきたあと、小さな子どもをお風呂に入れて、自分たちもゆっくり湯船で温まりたい、という使い方を考えると、やっぱり洗い場付きバスは強いです。お湯をためている間に子どもの体を洗って、そのままちゃぽんと浸からせてあげられるので、寝かしつけまでの流れがスムーズなんですよね。

逆に、「うちはシャワーでさっと汗を流せればOK」「パークで疲れすぎて、シャワーすら浴びずに倒れ込むことも多い」というタイプなら、ユニットバスでもそこまで不便に感じないかもしれません。どこに重点を置くかで、エコノミールームの割り切り方も変わってきます。

どんな人にどの部屋タイプがおすすめか

ざっくりまとめると、エコノミールームがおすすめなのは「大人だけのグループ」や「とにかく宿泊費を抑えたいカップル・友達同士」です。船室風の世界観が楽しいので、「寝るだけ派」のディズニー遠征でも、ちょっとした非日常感はしっかり味わえます。

モデレートルームがおすすめなのは、「子連れ・赤ちゃん連れ」「お風呂タイムを重視したいファミリー」「ホテル滞在もそこそこ楽しみたいカップル」です。洗い場付きバスと、コンセプトルームとしての世界観、この2つを両方取りにいくなら、個人的にはモデレートルーム以上がちょうどいいなと感じています。

迷ったときは、「今回の旅行でどこにお金をかけたいか」を一度紙に書き出してみると決めやすいですよ。パレードやショー、キャラクターダイニングに予算を回したいならエコノミー寄り、ホテル滞在の満足度を少し上げたいならモデレート寄り、というイメージでバランスを取ってみてください。

子連れ・赤ちゃん連れの宿泊ポイント

子連れ・赤ちゃん連れの宿泊ポイント
出典:東京ベイ舞浜ホテルファーストリゾート公式より

東京ベイ舞浜ホテルファーストリゾートは、オフィシャルホテルの中でも子連れ・赤ちゃん連れで泊まりやすいホテルだと感じています。ここでは、添い寝ルールや子ども料金、ベビーベッドやベッドガード、ベビーカー、ファーストショップで買えるベビー用品、授乳室やおむつ替えスペースなど、「これがあると安心」なポイントをまとめます。

添い寝ルールと子ども料金

子連れでホテルを選ぶときに最重要といってもいいのが、添い寝ルールと子ども料金です。東京ベイ舞浜ホテルファーストリゾートでも、未就学児の添い寝が無料になるケースが多く、「ベッド1台につき添い寝1名まで」などの条件が設定されていることがよくあります。

私が泊まったときも、未就学児の子どもはベッド1台につき1人まで添い寝OKというルールで、朝食付きプランでも、子どもの朝食は別料金扱いでした。添い寝の子どもがいるときは、「朝食付きプランにしたほうが全体として安いか」「添い寝の分は現地で単品追加するか」をシミュレーションしておくと安心です。

子どもの年齢区分(〜3歳まで無料、4〜6歳は子ども料金など)や、添い寝の上限人数は、時期やプランによっても変わる可能性があります。予約前には、必ず予約ページや公式サイトの最新情報をチェックして、「我が家の年齢構成ならどうカウントされるか」を確認しておきましょう。

ベビーベッド・ベッドガード・ベビーカー貸出

赤ちゃん連れでありがたいのが、ベビーベッドやベッドガードの貸出です。東京ベイ舞浜ホテルファーストリゾートでも、数に限りはありますが、事前予約でベビーベッドやベッドガードを貸し出してもらえることが多く、私も毎回お世話になっています。

特に、ベッドをくっつけて「おおきなベッド」を作り、その外側にベッドガードをつけてもらうと、赤ちゃんや未就学児を真ん中にして寝かせやすく、夜中の転落リスクも減らせます。ベビーベッドを使う場合は、お部屋の広さとの兼ね合いも出てくるので、エコノミールームではなくモデレートルーム以上を選んでおくと安心度が高いです。

ベビーカーの貸出も行われていることが多く、「自分のベビーカーでパークに行くか」「ホテルで借りるか」「パークで公式ベビーカーを借りるか」の選択肢が持てます。私はパーク内の機動力を優先して、自前のベビーカー+ホテルからの貸出を使い分けるパターンが多いですが、荷物量や移動距離、子どもの体格に合わせて、無理のないスタイルを選んでくださいね。

ベビー用品が買える「ファーストショップ」

子連れ・赤ちゃん連れで心強いのが、館内にあるショップ「ファーストショップ」の存在です。ここは、ホテル内のコンビニ的な役割をしてくれる場所で、飲み物やお菓子、お弁当、日用品、お土産などに加えて、ベビー用品もある程度揃っています。

例えば、おむつやおしりふき、ベビーフード、ミルク関連の商品など、基本的なアイテムはここでカバーできることが多いです。「おむつが足りなくなった」「ミルクをもう1缶買っておきたい」といったときにも、わざわざ外のコンビニまで出なくていいのが本当にありがたいです。

営業時間は日によって変わる可能性がありますが、朝から夜まで開いている時間帯が長めなので、パークから戻ってきてから必要なものを買い足す、という動きもしやすいです。とはいえ、種類やサイズは限られるので、普段からこだわりがあるアイテムは、できるだけ自宅から持って来ておくと安心です。

授乳室・おむつ替えスペースなどの設備

館内には、授乳やおむつ替えに使えるスペースも用意されています。場所は変わる可能性がありますが、私が利用したときは、レストランフロア近くにおむつ替え台と授乳スペースがあり、哺乳瓶の煮沸やお湯の用意をしてもらえました。

赤ちゃん連れだと、「パークから戻ってきて、部屋に入る前に一度おむつを替えておきたい」「チェックアウト後、帰りの電車や車に乗る前に授乳しておきたい」といったタイミングが出てくるので、共用のベビー対応スペースがあるのはかなり助かります。

使い方や設置場所は変わることがあるので、チェックイン時にフロントで「授乳室やおむつ替えができる場所はどこですか?」と聞いておくと、後で慌てずに済みますよ。

朝食ビュッフェをレビュー|時間帯別の混雑とおすすめメニュー

朝食ビュッフェをレビュー|時間帯別の混雑とおすすめメニュー
出典:東京ベイ舞浜ホテルファーストリゾート公式より

ホテルステイの満足度を大きく左右するのが朝食ビュッフェですよね。東京ベイ舞浜ホテルファーストリゾートでは、洋食中心のカリフォルニア、和食の浜風、景色を楽しめるサンセットなど、複数の会場が時期によって営業しています。ここでは、それぞれの違いやメニューの雰囲気、混雑を避けるコツをまとめます。

カリフォルニア/浜風/サンセットの違い

まず、洋食ビュッフェのメイン会場になりやすいのが「カリフォルニア」です。明るい雰囲気のレストランで、パンや卵料理、ソーセージ、サラダ、シリアル、デザートなど、定番のホテル朝食メニューが並ぶイメージ。ライブキッチンでオムレツを焼いてもらえる日もあり、私はだいたいここで「チーズ多めのオムレツください」とお願いしがちです。

和食派のあなたには、日本料理「浜風」が合うと思います。焼き魚やだし巻き卵、小鉢類などが並び、和定食スタイルでも、少しずついろいろなおかずを楽しむスタイルでも楽しめます。パークで一日中歩くことを考えると、朝はお米と味噌汁でしっかりエネルギーをチャージしておくのもアリですよね。

「サンセット」は、上層階からの眺望を活かしたレストランで、営業している日であれば、窓からの景色を楽しみつつ朝食をとることができます。営業状況は時期によって変わるので、予約前にプランの説明や公式情報をチェックしておきましょう。

ビュッフェの実際のメニューと味

朝食ビュッフェの内容は、いわゆる「万人受けする無難なホテルビュッフェ」という印象です。凝ったご当地メニューがたくさん並ぶタイプではないですが、スクランブルエッグやベーコン、ソーセージ、ポテト、唐揚げ、サラダ、シリアル、ヨーグルト、フルーツなど、「朝ごはんに欲しいもの」がひととおり揃っています。

個人的に好きなのは、ライブキッチンのオムレツと、あたたかいパン類です。焼きたて、もしくは温かい状態で提供されるパンは、バターやジャムと合わせるだけでも幸せですし、子どもも食べやすいので、朝からしっかり食べてくれます。和食コーナーの焼き魚も、そこまで脂っこくなく、朝でも重すぎないバランスなのがありがたいです。

味のクオリティとしては、「豪華ホテルのスペシャル朝食」というより、「価格帯を考えると十分満足できるビュッフェ」という評価かなと思います。朝食付きプランの料金差と、自分たちがどれくらい朝食を重視するかを考えながら決めると良さそうです。

混雑を避けるおすすめの時間帯

朝食ビュッフェで一番大変なのが混雑問題です。東京ベイ舞浜ホテルファーストリゾートも例外ではなく、パークが混む日ほど、朝食会場のピークもかなり混みます。特に、開園時間ギリギリに合わせて食べようとする人が集中する8時〜9時台は、待ち時間が発生しやすいです。

私のおすすめは、「6時台〜7時台の早めスタート」か「9時過ぎのピークアウトを狙う」のどちらかです。開園ダッシュをしない日であれば、あえてゆっくり目の時間に朝食をとり、そのままパークに向かって昼食の時間をずらす、という動き方もアリだと思います。

どうしても混雑時間帯しか動けない場合は、「先に席だけ確保して、家族で順番に料理を取りに行く」「子どもが食べやすいものから先に取っておいてあげる」などの工夫をしておくと、当日のストレスを減らせます。混みやすい時間帯は、チェックイン時にスタッフさんに聞いておくのもおすすめですよ。

館内施設・サービス(ショップ・コインランドリー・スマートチェックイン)

館内施設・サービス(ショップ・コインランドリー・スマートチェックイン)
出典:東京ベイ舞浜ホテルファーストリゾート公式より

ここからは、ホテル内の施設やサービスについて、もう少し掘り下げていきます。ファーストショップの品揃え、新設されたコインランドリー、スマートチェックインの使い勝手など、「泊まってみないと分かりにくい細かいところ」を中心にまとめます。

ファーストショップの品揃えと営業時間

さきほども少し触れたファーストショップですが、改めて詳しく紹介しておきます。ここは、館内のコンビニ兼お土産ショップのようなポジションで、飲み物、お菓子、カップ麺、お弁当、パン類、日用品、医薬品に近い雑貨類(のど飴やマスクなど)、ディズニー関連のお土産など、かなり幅広く扱っています。

ベビー用品も一部置いてあるので、「おむつを追加で買いたい」「ベビーフードを少し買い足したい」といったニーズにも応えてくれます。品切れやサイズの偏りが出ることもあるので、絶対にこれが必要!というアイテムは家から持参しておくのが安心ですが、「うっかり忘れてきちゃった」くらいのものなら、ここでだいたいリカバーできる印象です。

営業時間は朝から夜まで長めに設定されていることが多く、パークから戻ってきてから「ちょっと夜食を買いに行こうか」くらいの感覚で立ち寄れるのが便利です。電子レンジも設置されていて、ファーストショップで買ったお弁当や、家から持ってきた冷凍食品を温めることもできます。

新設コインランドリーの使い勝手

連泊や子連れ旅行で地味にうれしいのが、館内にコインランドリーがあることです。東京ベイ舞浜ホテルファーストリゾートにも、比較的新しめのコインランドリーコーナーが設置されていて、洗濯〜乾燥まで一気に回せる洗濯乾燥機が並んでいます。

パークで汗をかいた服や、子どもの洋服の着替えが多めになったときでも、コインランドリーがあれば荷物の量を少し減らせますし、連泊中も洗濯物を溜め込まずに済みます。特に、夏の汗だくシーズンや、雨の日が続く時期には本当にありがたい設備です。

使い方としては、夜パークから戻ってきてすぐに洗濯機を回し、寝る前に乾燥まで終わらせてしまうパターンが多いと思います。台数には限りがあるので、混雑しそうな時間帯を避けて早めに動くとスムーズです。

スマートチェックインのメリット・注意点

最近のホテルらしく、東京ベイ舞浜ホテルファーストリゾートでもスマートチェックインのような、事前手続き型のチェックインサービスが導入されています。事前にWEBページから宿泊者情報を登録しておくことで、当日のチェックイン手続きを簡略化できる仕組みですね。

メリットとしては、フロントでの手続き時間が短くなる可能性があることと、混みそうな時間帯でも比較的スムーズに部屋に入れるケースが多いことです。特に、夕方以降のチェックインが集中する時間帯は、フロントに列ができることもあるので、事前登録を済ませておくと待ち時間を減らせるかもしれません。

一方で、「結局フロントで宿泊者全員の本人確認が必要だった」「操作に慣れていなくて逆に時間がかかった」という声もあるので、スマートチェックインが万能とは思わないほうがいいかなと感じています。スマホ操作に抵抗がなければ、使える準備だけしておいて、当日の混雑具合を見ながらフロントの案内に従う、くらいのスタンスがちょうどいいと思います。

気になる口コミ・評判をチェック

気になる口コミ・評判をチェック
出典:東京ベイ舞浜ホテルファーストリゾート公式より

ここからは、東京ベイ舞浜ホテルファーストリゾートの口コミや評判を、私自身が泊まったときの感想と照らし合わせながら整理していきます。コスパやアクセス、子連れ対応などの良い口コミと、建物の古さや清掃、朝食の補充状況などの悪い口コミ、実際に泊まってみて感じた「向いている人・向いていない人」のイメージをまとめます。

良い口コミ(コスパ・アクセス・子連れ対応)

良い口コミとして多いのは、コスパの良さとアクセスの良さ、子連れへの優しさです。「オフィシャルホテルなのに、この値段なら大満足」「ランド直行のシャトルバスが便利すぎる」「子どもが部屋の世界観をすごく気に入っていた」といった声は、私も「それ分かる!」と頷きながら読んでしまうことが多いです。

特に、モデレートルーム以上のコンセプトルームは、価格帯を考えるとかなり満足度が高いと感じています。お部屋に入った瞬間のワクワク感、洗い場付きバスの快適さ、ベビー用品・子ども用品への配慮など、ファミリー向けのバランスがとても良いホテルです。

スタッフさんの対応も全体的に温かくて、シャトルバスの運転手さんが子どもに優しく声をかけてくれたり、フロントでの質問にも丁寧に答えてくれたりと、「またここに戻ってきたいな」と思える雰囲気があります。

悪い口コミ(古さ・清掃・朝食補充など)

一方で、悪い口コミとしてよく挙がるのが、建物全体の古さや、一部の清掃のバラつきです。もともと歴史のあるホテルなので、「ところどころ年季を感じる」「最新のディズニーホテルと比べると設備が古い」と感じる部分があるのは正直なところです。

また、ハイシーズンや休日の宿泊では、清掃が慌ただしくなっているタイミングだったのか、「部屋に前の宿泊者のゴミが残っていた」「水回りの細かいところの汚れが気になった」といった声も見かけます。私が泊まったときは大きな問題はなかったのですが、感じ方に個人差が出やすいポイントだと思います。

朝食ビュッフェについても、混雑時には「料理の補充が追いついていなかった」「人気メニューがすぐになくなってしまった」という口コミが出ることがあります。これはどのホテルでも起こりうる話ではあるのですが、特に混みそうな日程で泊まる場合は、「ピークど真ん中の時間を避ける」「なくなっていたら別のメニューで代用する」くらいの柔軟さを持っておくと気持ちがラクになります。

実際に泊まって感じた「向いている人/向いていない人」

私自身が何度か泊まってみて感じるのは、東京ベイ舞浜ホテルファーストリゾートは「コスパと世界観のバランスを重視する人」に向いているホテルだということです。オフィシャルホテルらしい安心感や非日常感を楽しみつつ、予算も現実的な範囲に収めたい、という考え方にぴったりハマります。

逆に、向いていないかもしれないのは、「最新のピカピカな高級ホテルだけを求めている人」や「細かい設備の古さにも妥協したくない人」です。その場合は、ディズニーホテルや、より新しいオフィシャルホテル、パートナーホテルなども含めて検討したほうが満足度は高くなると思います。

「多少の古さや混雑は許容できるから、そのぶんパークを楽しむ時間と予算を増やしたい」というスタンスなら、東京ベイ舞浜ホテルファーストリゾートはかなり心強いベースキャンプになってくれるはずです。

東京ベイ舞浜ホテルファーストリゾートに安く泊まるコツ

東京ベイ舞浜ホテルファーストリゾートに安く泊まるコツ
出典:東京ベイ舞浜ホテルファーストリゾート公式より

最後に、東京ベイ舞浜ホテルファーストリゾートにできるだけ安く、でも満足度を落としすぎずに泊まるためのコツをまとめます。狙い目の時期・曜日、早期割引や直前割、複数サイト比較、部屋タイプと人数の組み合わせの考え方など、実際に私がプランを組むときに意識しているポイントです。

狙い目の時期・曜日

ディズニー周辺ホテル全般にいえることですが、宿泊料金は「シーズン」と「曜日」によってかなり変動します。東京ベイ舞浜ホテルファーストリゾートも例外ではなく、土曜・連休中・大型連休・夏休み・ハロウィン期間・クリスマス前後は、どうしても価格が上がりがちです。

逆に狙い目なのは、平日の火〜木あたり、長期連休明けのオフシーズン、梅雨時期などです。おおざっぱに言うと、パークの混雑カレンダーで「やや空いている」〜「普通」の日を狙うと、ホテル料金も落ち着いていることが多いです。

どうしても休みが取りづらい方も多いと思いますが、もしスケジュールが調整できるなら、「土日+平日1日」よりも「平日2連泊」のほうがトータルの宿泊費を抑えやすいケースもあります。カレンダーとにらめっこしながら、無理のない範囲で安い日程を探してみてください。

早期割引・直前割引・複数サイト比較

ホテル代を抑えるうえで外せないのが、早期割引や直前割引の活用です。旅行日程がかなり前から決まっている場合は、早期割のプランを中心にチェックして、キャンセル条件と照らし合わせながら、「とりあえず押さえておく」スタイルで動くのもアリです。

逆に、予定が直前まで読めないタイプのあなたは、直近になってから直前割プランを探すほうが向いているかもしれません。ただし、直前割は客室の残り状況に左右されるので、ハイシーズンだとそもそも空室がない、ということも普通にあります。ここは運要素もあるので、「空いていればラッキー」くらいの気持ちで見ておくのがよさそうです。

予約サイトごとにポイント還元やクーポンの内容も違うので、できれば複数サイトを比較したうえで、総額(ポイントやクーポンを含めた実質料金)で判断するのがおすすめです。ディズニーホテルやオフィシャルホテル全般の「安く泊まる考え方」については、安い部屋と人数別おすすめディズニーホテル完全ガイドでも詳しく解説しているので、より総合的に節約したい方はそちらも参考にしてみてください。

部屋タイプと人数の組み合わせで単価を下げる方法

最後に、ちょっと視点を変えた節約テクニックとして、部屋タイプと人数の組み合わせについても触れておきます。同じ1部屋でも、2人で泊まるのか4人で泊まるのかで、1人あたりの単価は大きく変わります。フォース対応の部屋や、エキストラベッドを入れて4人まで泊まれる部屋を選ぶと、総額はそれなりでも、1人あたりで見るとかなり安くなるケースも多いです。

ただし、小さな子どもがいる場合は、「全員がベッドで寝られるか」「ベッドをくっつけられるか」「夜中のトイレの動線が確保できるか」といったポイントも重要になってきます。単価を下げるために詰め込みすぎると、夜の睡眠クオリティが下がって、翌日のパークでへろへろになってしまう…という本末転倒パターンもありえるので、そこはバランスですね。

個人的には、「大人2〜3人+子ども1〜2人でモデレートルーム」「大人だけの4人グループならエコノミールームも視野に入れる」といった組み合わせが、コスパと快適さのバランスが取りやすいかなと思います。

この記事で紹介している料金やサービス内容、設備の仕様などは、執筆時点での一般的な傾向や、私自身の宿泊経験をもとにした目安です。実際の料金・空室状況・宿泊条件・添い寝ルール・ベビーベッド貸出などの詳細は、必ず東京ベイ舞浜ホテルファーストリゾートおよび東京ディズニーリゾートの公式サイトで最新情報をご確認ください。また、旅行の予算やスケジュールの最終的な判断について不安がある場合は、旅行会社や専門家にも相談しながら、あなたの状況に合ったプランを組んでもらえるとより安心です。