はじめまして、ディズニーが大好きなSayaです。15年以上東京ディズニーリゾートに通い続けていて、気づけばパーク通いの回数は300回を超えていました。
今回は、そんな私がディズニー旅の前泊・後泊でよく選んでいるホテルエミオン東京ベイの宿泊記を、ディズニーおたく視点でがっつりまとめていきます。ホテルエミオン東京ベイ宿泊記やエミオンタワーとエミオンスクエアの違い、子連れディズニー向けの客室、朝食ブッフェや温泉ほほえみの湯、シャトルバスや駐車場、仮チェックインやバゲッジデリバリーなどを一気に知りたいあなたに向けた内容です。
ホテルエミオン東京ベイは東京ディズニーリゾートパートナーホテルの中でも、部屋の広さとコスパ、そして大浴場がそろったかなりバランスの良いホテルです。でも実際に泊まるとなると、エミオンタワーとエミオンスクエアのどちらを選ぶべきか、スタンダードルームにするか和室やファミリー向けの部屋にするか、子連れや赤ちゃん連れで安全に泊まれるのか、シャトルバスの混雑や所要時間はどうなのか、気になるポイントだらけですよね。
さらに、朝食ブッフェの内容や料金がどれくらいなのか、温泉ほほえみの湯の料金や利用時間、タトゥーやおむつのルール、駐車場料金や仮チェックイン割の仕組み、ボンボヤージュからの荷物配送サービス、パークチケット付きプランで何ができるのかなど、ホテルエミオン東京ベイ宿泊前に把握しておきたい情報はかなり多いです。
この記事では、ホテルエミオン東京ベイの宿泊記として、実際の滞在イメージがしっかりわかるように、客室タイプや水回り、眺望と花火の見え方、朝食や温泉の使い勝手、子連れ・赤ちゃん連れにうれしいサービス、コンビニやコインランドリーなどの館内設備まで、一つずつ分かりやすく整理していきます。読み終わるころには、あなたのディズニー旅にホテルエミオン東京ベイが合うかどうか、かなりイメージが固まっているはずです。
【この記事でわかること】
- ホテルエミオン東京ベイの基本情報と立地・アクセスのポイントが分かる
- エミオンタワーとエミオンスクエア、客室タイプの違いと選び方が分かる
- シャトルバスや仮チェックイン、バゲッジデリバリーなどディズニー利用時の動き方が分かる
- 温泉ほほえみの湯や朝食ブッフェ、子連れ向けサービスのリアルな使い勝手が分かる
ホテルエミオン東京ベイ宿泊記の概要

まずは今回の宿泊条件と、数あるディズニー周辺ホテルの中からホテルエミオン東京ベイを選んだ理由、そして前泊・後泊におすすめできるかどうかの結論からお話しします。ここを読んでおくと、あなたの旅パターンにエミオンが合うかどうかがざっくり判断しやすくなりますよ。
今回の宿泊条件(タワーorスクエア/部屋タイプ/階数/眺望)
私がよく利用しているのは、エミオンタワー側のスタンダードルームや、人数が多いときはカジュアル4・ファミリー6といった少し広めの部屋タイプです。スタンダードでも約28㎡あるので、ディズニー周辺としてはかなり余裕のある広さで、スーツケースを広げても足の踏み場がなくなる…という事態にはなりにくい印象です。
階数は中層〜高層を選べるプランがあれば、パークサイド寄りの眺望を狙うことが多いです。高層階のパークサイドに当たると、天気や時間帯次第で観覧車やパーク方面の景色、花火がちらっと見えることもあって、ちょっとしたご褒美感があります。もちろん眺望は部屋位置によって変わるので、絶対見える…とは言えませんが、「見えたらラッキー」くらいの期待値で楽しんでいます。
人数構成としては、ふたりディズニーのときはスタンダードルーム、3〜4人以上になるとカジュアル4やファミリー6のようなフォース以上の部屋を選ぶことが多いです。ベッドを展開しても通路に余裕があり、洗い場付きバスルームでみんな同時に支度できるので、翌朝の開園ダッシュにも強いのがポイントですね。
ホテルエミオン東京ベイを選んだ理由(他ホテルとの比較軸)
ディズニー周辺には、ディズニーホテル・オフィシャルホテル・パートナーホテルと、本当にたくさんの選択肢があります。その中でホテルエミオン東京ベイをよく選ぶ理由は、ざっくり言うと次の3つです。
ひとつめは、客室の広さと水回りの快適さです。パートナーホテルの中でも、28㎡クラスのスタンダードルームに洗い場付きバスルームがついているのはかなりありがたいポイント。パークから帰ってきて、順番に湯船に浸かってしっかり温まれるので、翌朝の体力の残り方が全然違います。
ふたつめは、天然温泉の大浴場「ほほえみの湯」があること。ディズニー帰りに大浴場に入れる幸せは、体力勝負の連泊ディズニーでは本当に大きいです。露天風呂があるのはタワー側だけなので、温泉重視派のときはタワーに寄せて予約しています。
みっつめは、価格とサービスのバランスです。パーク隣接のオフィシャルホテルやディズニーホテルと比べると、立地は少し離れますが、その分料金は抑えめ。そのうえ、シャトルバスや子連れ向け貸出備品、コンビニ、コインランドリーなど、あると助かる設備はひと通りそろっています。全体として「コスパ良く、ちゃんと休める」ホテルという印象ですね。
ディズニーホテルやオフィシャルホテルとの比較が気になる場合は、立地や料金、子連れ設備をまとめた東京ディズニーリゾート周辺ホテルの選び方ガイドもあわせてチェックしておくと、より自分に合うゾーンが見えやすくなると思います。
結論:ディズニー前泊・後泊におすすめできるか
結論から言うと、ホテルエミオン東京ベイはディズニーの前泊・後泊どちらにもかなりおすすめしやすいホテルです。特に、次のようなタイプのあなたとは相性がいいと感じています。
- パークでは全力で遊びたいけれど、ホテルでは落ち着いてしっかり休みたい
- 子連れや三世代でのディズニー旅行で、部屋の広さや水回りを重視したい
- 温泉や大浴場でゆっくり疲れを取りつつ、ホテル代はできるだけ抑えたい
- パートナーホテルの中でも、シャトルバスやサービスの充実度で選びたい
逆に、「朝から晩までパークにいて、ホテルはほぼ寝るだけ」「とにかくパークに近いホテルがいい」という場合は、オフィシャルホテルやディズニーホテルを第一候補にするのもアリです。そのあたりのバランス感は、旅のスタイルや同行メンバー次第かなと思います。
このあと、アクセスや仮チェックイン、シャトルバス、パークチケット、温泉や朝食、客室タイプの選び方までひとつひとつ詳しく解説していくので、あなたのプランに当てはめながら読んでもらえたらうれしいです。
ホテルエミオン東京ベイとは?基本情報と立地
ここからは、ホテルエミオン東京ベイの基本的なプロフィールを整理していきます。所在地や最寄り駅、新浦安エリアとしての特徴、東京ディズニーリゾートまでのアクセス、チェックイン・チェックアウトの時間帯など、旅の骨組みに関わる部分をまず押さえておきましょう。
所在地と最寄り駅(新浦安エリアの立地)
ホテルエミオン東京ベイは、千葉県浦安市日の出エリアにある東京ディズニーリゾートパートナーホテルです。最寄り駅はJR京葉線・武蔵野線の新浦安駅で、駅からは徒歩圏内。駅周辺にはショッピング施設や飲食店も多いので、チェックイン前後にちょっとした買い物や夕食を済ませてからホテルに向かうこともできます。
パーク直結のオフィシャルホテルと比べると、舞浜駅からさらに一駅移動する必要がある分、立地だけで見れば少し離れたポジションです。ただ、パートナーホテル共通のメリットとして、パークとホテルを結ぶ無料シャトルバスが運行しているので、実際の体感としては「電車での乗り換えをしなくて済むぶんラク」という側面もあります。
新浦安エリアは住宅街も多く、パーク周辺に比べると少し落ち着いた雰囲気なので、「遊びは全力、ホテルは静かに休みたい」というタイプのあなたにはかなりフィットしやすいと思います。
JR新浦安駅からホテルエミオン東京ベイへのアクセス
新浦安駅からホテルエミオン東京ベイまでは、徒歩でおおむね7分前後が目安です。ベビーカーや大きなスーツケースがある場合でも、完全に歩けない距離ではありませんが、迷いやすい時間帯や天候が悪い日はタクシーを使う選択肢も想定しておくと安心です。
徒歩ルートとしては、駅の改札を出て南口方面へ進み、大通り沿いをまっすぐ海側に向かっていくイメージ。途中にコンビニやドラッグストアもあるので、飲み物やちょっとした日用品を買ってからチェックインすることもよくあります。夜遅い時間帯は人通りが少なくなるので、家族連れの場合はまとまって移動するようにしておくと安心感があります。
荷物が多いときや、雨の日・夏の猛暑日は無理に歩かず、新浦安駅からタクシーで数分なので、「体力温存」を優先してもいいと思います。ディズニー旅はとにかく足が疲れやすいので、前夜の段階で体力を削りすぎないことも、実は大事なポイントですよ。
東京ディズニーリゾートまでの所要時間と行き方
ホテルエミオン東京ベイから東京ディズニーランド・シーへは、無料のパートナーホテルシャトルバスを利用するのが基本ルートです。時間帯や道路状況にもよりますが、パークまでの所要時間はおおよそ15分前後が目安。バスに乗ってしまえば直行なので、舞浜駅での乗り換えや改札の混雑に巻き込まれずに済みます。
シャトルバスは宿泊者専用で、ホテルと東京ディズニーランド/東京ディズニーシーのバスターミナルを行き来する形になっています。朝は開園前の時間帯から、夜はパーク閉園後まで運行しているので、行きも帰りも基本的にはバスだけで完結します。
電車で舞浜駅まで出て、そこから徒歩やディズニーリゾートラインでパークに向かうルートもありますが、多くの場合はシャトルバスの方が体力的にも時間的にもラクなので、エミオン宿泊時はバス前提で動くことが多いです。
チェックイン・チェックアウト時間とフロント対応
ホテルエミオン東京ベイのチェックインは15:00、チェックアウトは12:00が基本です。チェックアウトが12時までなのは、ディズニー周辺ホテルとしてはかなりうれしいポイント。後泊の場合、朝食をゆっくり楽しんでから出発したり、子どもの支度に余裕を持てたりと、時間的なゆとりが生まれます。
フロントは24時間対応なので、パークで閉園まで遊んでから戻ってきても問題なくチェックインや鍵受け取りができます。とはいえ、日付が変わるような深夜到着になりそうな場合は、あらかじめホテル側に一言連絡を入れておくと安心です。
チェックイン当日はフロントが混み合う時間帯もありますが、エミオンは仮チェックインの仕組みがかなり便利なので、先に手続きを済ませておいて、夜はほぼ「帰って寝るだけ」にしてしまう動き方もおすすめです。このあたりは、次の章で詳しく解説していきます。
ホテルエミオン東京ベイの仮チェックイン活用術

ディズニー旅とホテルエミオン東京ベイの組み合わせで、個人的に「これがあるからリピートしている」と言ってもいいくらい便利なのが仮チェックインのサービスです。ここでは、仮チェックインでできることや、18時以降にスムーズに入室するための流れ、荷物預かりのルール、開園前にホテル到着したときの動き方をまとめていきます。
仮チェックインでできること(手続き・荷物預かり・ルームキー)
ホテルエミオン東京ベイでは、正式なチェックイン時間の前でも「仮チェックイン」として手続きが可能です。早朝からパークに向かいたい日でも、先にホテルに寄って仮チェックインをしておくと、その後の動きがぐっとラクになります。
仮チェックインでできることはおおきく3つあります。
- 宿泊者情報の登録や精算方法など、通常のチェックインと同じ基本手続き
- スーツケースや大きな荷物の預かり
- 夕方以降にそのまま客室に入れるルームキーの受け取り(設定時間以降に有効化)
このルームキー先渡しがとても優秀で、パークから戻った夜に、フロントの行列に並ぶ必要がなくなります。疲れ果てた足で長い列に並ぶのは地味にしんどいので、朝のうちに手続きを済ませておくと、夜の自分をかなり助けてあげられますよ。
18時以降スムーズに入室するための流れ
仮チェックインを活かして、18時以降にスムーズに客室に入るための基本的な流れはこんな感じです。
- 朝〜午前中にホテルへ行き、フロントで仮チェックインの旨を伝える
- チェックイン手続きとあわせて、荷物をベルデスクで預ける
- ルームキー(18時以降に有効になるタイプ)を先に受け取る
- そのままシャトルバスまたは電車で東京ディズニーリゾートへ向かい、1日遊ぶ
- 夜、ホテルに戻ったらそのまま客室フロアへ上がり、ルームキーで入室
このパターンだと、夜のフロントはほぼスルーできます。小さな子どもが寝落ちしているパターンでも、抱っこやベビーカーのまま部屋まで運んであげられるので、親側の負担もかなり軽くなります。
チェックイン可能時間やルームキーの仕様は、時期や運用変更によって変わる可能性があるので、最新情報は必ず公式サイトやホテルからの案内で確認してくださいね。
チェックイン前後の荷物預かりのルール
ホテルエミオン東京ベイでは、チェックイン前・チェックアウト後どちらのタイミングでも、フロント近くのベルカウンターで荷物を預かってもらえます。スーツケースはもちろん、ベビーカーやお土産の袋など、パークに持ち込みたくない荷物はここでまとめてお任せしてしまうことが多いです。
預ける際には、荷物タグや引換券が発行されるので、なくさないよう財布やパスケースに入れておくと安心です。数が多い場合や、壊れやすいものがあるときは、受付時に一言伝えておくと丁寧に扱ってもらえます。
預かり可能な時間帯やルールは状況により変わることもあるので、「当日の営業時間内での一時預かりが基本」と考えつつ、詳細はチェックイン時にフロントスタッフに確認しておくのがおすすめです。
ディズニー開園前にホテルに着く場合の動き方
「始発で舞浜に向かうよりも、まずホテルで荷物を預けてからパークへ行きたい」という場合は、開園前にホテルエミオン東京ベイに寄る動き方もアリです。その場合の流れの一例はこんなイメージです。
- 早朝に新浦安駅へ到着し、徒歩またはタクシーでホテルへ
- フロントで仮チェックインと荷物預かりを依頼
- シャトルバスの始発に間に合うよう、ロビーやラウンジで少し休憩
- シャトルバスで東京ディズニーランドまたはシーへ向かう
パークの開園待ちをしたい場合も、シャトルバスの運行時間に合わせて動くことで、無駄な体力消耗を減らしつつ、しっかり楽しむことができます。開園時間やバスのダイヤは日によって変わるので、前日までに最新の時刻表をチェックして、ざっくりスケジュールを組んでおくと安心です。
ディズニー利用者向け:シャトルバスとバゲッジデリバリー完全解説

ディズニー旅でホテルエミオン東京ベイを使うとき、移動のカギを握るのが無料シャトルバスと荷物配送サービスです。ここでは、パートナーホテル・シャトルの特徴や乗り場の位置、最新ダイヤの確認方法、ウェルカムセンターではなくボンボヤージュから荷物を送る理由まで、ディズニー目線で押さえておきたいポイントをまとめていきます。
無料シャトルバス(パートナーホテル・シャトル)の特徴
ホテルエミオン東京ベイと東京ディズニーリゾートをつないでくれるのが、パートナーホテル専用の無料シャトルバスです。宿泊者であれば追加料金なしで利用できるので、舞浜駅での乗り換えや人混みを避けられるのが大きなメリットです。
バス車内は一般的な観光バスタイプで、ベビーカーは畳んでから乗車することが多いです。朝のパーク開園前や、夜のパーク閉園直後はどうしても混雑しやすい時間帯なので、1本見送る前提で少し余裕を持った行動をしておくと、精神的にもラクに過ごせます。
雨の日や真夏・真冬の季節は、駅での乗り換えや屋外移動を減らせるだけでも体力の消耗が変わるので、パートナーホテルシャトルの存在は本当にありがたいと感じています。
ディズニーランド・ディズニーシー側のバス乗り場(ターミナル位置)
シャトルバスの乗り場は、東京ディズニーランドと東京ディズニーシーで場所が異なります。東京ディズニーランド側はバスターミナル・イースト、東京ディズニーシー側はバスターミナル・ノースと、それぞれ別エリアにあるので、初めて利用する場合は案内板をよく確認しておくと安心です。
パークを出た直後は人の流れが複雑になりがちなので、「とりあえずみんなについていく」と迷子になりやすいポイントです。事前にどのターミナルに向かうか頭に入れておくと、スムーズに乗り場までたどり着けます。
子ども連れや荷物が多いときは、バスターミナルに着いたら少し外した位置で並び、最後に列に合流するくらいの気持ちでいると、周りに気を配りやすくなります。焦らず安全第一で動いていきましょう。
シャトルバスの運行本数と最新ダイヤの確認方法
シャトルバスの運行本数や時刻表は、シーズンや曜日によって変わることがあります。朝イチや閉園後など、特に利用が集中する時間帯は本数が多めに設定されていることもあれば、閑散期はゆったりしたダイヤになっていることもあります。
そのため、出発前に必ず最新の運行ダイヤを公式サイトやホテルの案内でチェックしておくことが大切です。印刷した時刻表をフロントでもらえたり、ロビーに掲示されていることも多いので、チェックイン時にまとめて確認しておくと便利です。
ディズニーの開園時間やショーのスケジュールと照らし合わせながら、「このバスに乗れたら理想、1本遅れてもなんとかなる」というラインを決めておくと、当日の行動がぐっとラクになりますよ。
荷物配送はウェルカムセンターではなくボン・ヴォヤージュ一択な理由
ディズニーリゾートのバゲッジデリバリーサービスと聞くと、多くの人が東京ディズニーリゾート・ウェルカムセンターを思い浮かべると思いますが、ホテルエミオン東京ベイの場合は少し事情が違います。
エミオンはウェルカムセンターでの荷物預かり・配送の対象外となっているため、パークや舞浜駅周辺からホテルに荷物を送りたい場合は、舞浜駅前のショッピング施設ボンボヤージュの1階カウンターを利用する形になります。
ボンボヤージュのカウンターでは、所定の受付時間内であれば、ホテルエミオン東京ベイまで荷物を配送してもらうことができます。料金は1個あたりの目安が決まっていて、あとはホテル側で受け取ってくれる仕組みです。細かい料金や受付時間は変更されることもあるので、事前に公式情報や現地の案内表示を確認しておきましょう。
ボン・ヴォヤージュからホテルエミオン東京ベイへの荷物配送(料金と受付時間)
ボンボヤージュからホテルエミオン東京ベイへの荷物配送サービスを使う場合、気になるのは料金と受付時間です。料金はスーツケース1個あたりで設定されていることが多く、受付時間は概ね午後の早い時間帯までとなっているケースが一般的です。
例えば、チェックアウト後にパークで遊び、そのまま帰宅するようなスケジュールの場合、朝のうちにボンボヤージュで荷物を預けてホテルへ送り、その日の夜までにホテルで受け取ってから帰る、という使い方もできます。ただ、このパターンは時間の制約が大きいので、「ボンボヤージュの受付時間」「ホテルでの受け取り可能時間」「自分たちの帰宅ルート」をよく考えてから計画することをおすすめします。
荷物配送サービスの料金や受付時間、対象ホテルは変更されることがあります。ここで紹介している内容はあくまで一般的な目安として参考にしてもらい、正確な情報は必ず東京ディズニーリゾートおよびホテルエミオン東京ベイの公式サイトや現地案内で確認してください。サービス利用に関する最終的な判断は、ご自身の責任で行い、不安な場合は現地スタッフや専門家に相談するようにしてください。
パークチケット事情|ホテルエミオン東京ベイで「買える・買えない」の境界線
ディズニー旅行の計画を立てるうえで、パークチケットの確保はかなり重要なテーマですよね。ホテルエミオン東京ベイでは、パークチケット付きプランが用意されている一方で、チケット単体の販売は状況が変わりやすい部分でもあります。この章では、エミオンでチケットが「買える」ときと「買えない」ときの違いを整理していきます。
パークチケット付きプランでできること(売り切れ表示時の救済)
ホテルエミオン東京ベイの大きなメリットのひとつが、パークチケット付きの宿泊プランが用意されていることです。パーク公式サイト上でチケットが売り切れ表示になっている日でも、チケット付きプランを予約していれば、宿泊者用の枠から確実にチケットを入手できることがあります。
特に連休や混雑期は、一般販売のチケットが早めに完売してしまうことも多いので、「どうしてもこの日程で行きたい」という場合は、チケット付きプランが心強い選択肢になります。もちろん在庫や販売方法はシーズンによって変わるため、プランの内容は予約時に必ず確認してくださいね。
現在のチケット単体販売状況と注意点
一方で、ホテルのフロントでパークチケットだけを単体購入できるかどうかは、運用によって変わりやすいポイントです。最近はオンライン販売が主流になっていることもあり、「チケット単体購入は原則受け付けていない」「宿泊者向けチケットは宿泊プランとセットのみ」というスタイルのホテルも増えています。
ホテルエミオン東京ベイも、基本的にはチケット付きプランでの提供が中心で、フロントでその場で追加チケットを買えるかどうかは状況次第という印象です。チケットだけを買える前提でスケジュールを組むとリスクが大きいので、チケットは事前に公式オンラインや旅行会社経由、もしくは宿泊プランで確保しておくのが安全です。
チェックイン当日のチケット受け取り時間と場所
パークチケット付きプランを利用する場合、チケットの受け取りは基本的にホテルのフロントで行います。受け取り可能な時間帯は、チェックイン日当日の早朝から夕方までなど、ホテル側で決まったルールがあります。
朝イチからパークに入りたい場合は、「何時からチケットを受け取れるか」を事前に確認しておくことがとても大切です。受け取り開始時間がパークの開園時間ギリギリだと、移動時間を差し引いて考える必要が出てきます。逆に、早朝から受け取れる場合は、エミオンでチケットを受け取ってからバスで向かうほうがスムーズです。
受け取りの際には、代表者の本人確認書類や宿泊確認書、予約番号などが必要になることもあるので、事前の案内メールや公式サイトを見て準備しておきましょう。
エミオン宿泊時のおすすめチケット購入パターン
実際にエミオン宿泊とパークチケットを組み合わせるときの、おすすめパターンをいくつか挙げておきます。
- 確実に入りたい日が決まっている場合:パークチケット付き宿泊プランを優先して予約する
- 平日メインで混雑が少ない時期の場合:公式オンラインで事前にチケットを購入し、ホテルは素泊まりや朝食付きプランで押さえる
- 複数日に分けてインパする場合:初日と最終日だけチケット付きプランにする、一部の日はオンラインで追加購入するなど、組み合わせて調整する
どのパターンにしても、チケットの販売状況は変わりやすいので、予約前に最新情報を確認することが前提になります。料金やキャンセルルールも含めて、「自分たちの旅スタイルに無理がない形」を選んでくださいね。
温泉「ほほえみの湯」体験レポートと利用ガイド

ホテルエミオン東京ベイといえば、やっぱり外せないのが天然温泉の大浴場「ほほえみの湯」です。パーク帰りの冷えた体をしっかり温めてくれるこの温泉は、エミオンを選ぶ大きな理由のひとつになっている方も多いはず。この章では、泉質や利用時間、料金体系、タワー宿泊ならではのメリット、子連れで利用するときの注意点まで、まとめて紹介していきます。
天然温泉の泉質と特徴(ナトリウム-塩化物強塩泉など)
ほほえみの湯は、地下深くからくみ上げた天然温泉を使った大浴場です。泉質はナトリウム-塩化物強塩泉タイプで、いわゆる「温まる系」のお湯。じんわりと体の芯から温まるので、ディズニーで歩き回って冷えた足や腰には本当にありがたい存在です。
内湯や露天風呂、洗い場スペースなど、全体的に落ち着いた雰囲気でまとめられていて、いかにも「スパ」な派手さというよりは、しっかり疲れをとるための温泉という印象があります。長風呂しすぎると逆に翌日に響いてしまうので、パーク帰りは「温まる→ストレッチ→早めに寝る」のセットで過ごすことが多いです。
利用可能時間と混みやすい時間帯の傾向
ほほえみの湯は、朝と夜の二部制で営業していることが多く、夜は夕方〜深夜、朝は早朝〜午前中の時間帯で利用できます。目安としては、夜は17時〜25時前後、朝は6時〜10時前後といったイメージです。
混みやすいのは、パーク閉園後にホテルへ戻ってきた人たちが一斉に向かう時間帯。閉園直後〜深夜0時手前くらいは、どうしても利用者が集中しがちです。反対に、パークからの戻りが早めの日や、閉園後から少し時間を空けた深夜帯、早朝の開園待ちをしない人向けの時間帯は比較的落ち着いていることが多いです。
「絶対にこの時間に入らなきゃ」というよりは、当日の体力とスケジュールを見ながら、空いていそうな時間を狙っていく感じで調整していくのが現実的です。
料金体系(1泊券・時間帯別1回券)とお得な利用方法
ほほえみの湯は宿泊者専用ですが、利用は有料となっています。代表的な料金体系としては、宿泊中いつでも出入りできる1泊券と、特定の時間帯だけ利用できる1回券の2パターンが用意されていることが多いです。
1泊券は、大人・小学生それぞれ料金が決まっていて、未就学児は大人同伴で無料といったルールが一般的です。1回券は、例えば夜のみ・朝のみなど、時間帯によって料金が変わるケースもあります。
料金や利用ルールはシーズンや運営方針によって変わることがあります。このページで紹介している金額はあくまで「目安」としてとらえ、最新の料金は必ずホテルエミオン東京ベイの公式サイトやフロントの案内で確認してください。費用面の判断に迷った場合は、旅行会社やホテルスタッフなどの専門家に相談しつつ、無理のない範囲でプランを組んでいきましょう。
露天風呂はタワーのみ!タワー宿泊のメリット
ほほえみの湯の特徴のひとつが、露天風呂が利用できるのはエミオンタワー側のみという点です。露天風呂でしっかり開放感を味わいたい、夜風に当たりながらゆっくり浸かりたい、というあなたは、タワー側の客室を選んでおくと満足度がぐっと上がります。
スクエア側に宿泊している場合でも、タワーの大浴場自体は利用できることが多いですが、動線やエレベーターの利用を考えると、タワー宿泊のほうがよりスムーズに温泉を楽しめる印象です。温泉を旅のメイン要素のひとつにしたいなら、「タワー宿泊+ほほえみの湯1泊券」という組み合わせはかなりおすすめです。
タトゥー・おむつなど利用上の注意点
ほほえみの湯は大浴場という性質上、利用に関するルールがいくつかあります。代表的なものとして、タトゥーやボディーペイントのある方の利用制限や、衛生面からおむつが取れていない子どもの利用を控えるよう求められているケースなどです。
これらは周りの利用者が安心して過ごせるようにするためのルールなので、「うちの子はどうかな?」「自分の場合は大丈夫かな?」と気になる場合は、事前にホテルへ問い合わせておくと安心です。現地で「入れると思っていたのに入れなかった」という事態にならないよう、事前確認を心がけましょう。
子連れでほほえみの湯を使う際のポイント
子連れでほほえみの湯を利用する場合、いくつか意識しておくとラクになるポイントがあります。例えば、夕食やお風呂の時間を少し前倒しにして、混雑ピークを外すように調整すること。小さい子どもは眠くなると機嫌がブレやすいので、「お風呂→軽く休憩→就寝」という流れを早めに作ってあげると、お互いに穏やかに過ごせます。
また、脱衣所や洗い場では、周りの人の動線をふさがないよう、荷物はできるだけコンパクトにまとめておくとスムーズです。タオル類や子ども用のボディソープなど、何を持ち込めるかはホテルの案内に従いながら、必要最低限で動きやすさを優先すると良いと思います。
ホテルエミオン東京ベイの朝食ブッフェ|時間・料金・内容まとめ

続いては、ホテルエミオン東京ベイの朝食ブッフェについてです。ディズニー旅の朝ごはんは、開園前の準備と重なるので意外と重要な時間。ここでは、朝食の営業時間や会場、料金や子ども料金、混雑の傾向、宿泊者以外の利用方法、ファミリー向けメニューやアレルギー対応の印象をまとめていきます。
朝食ブッフェの営業時間と最終入店時間
ホテルエミオン東京ベイの朝食ブッフェは、早朝から午前中にかけて営業しています。ざっくりした目安としては6時半ごろからスタートし、最終入店は10時前後、クローズは10時半ごろというイメージです。
ディズニーで朝イチのスタンバイパスやエントリーを狙う場合は、かなり早い時間帯にパークへ向かうことも多いので、朝食をホテルでしっかり食べるか、パーク内で軽く済ませるかを事前に決めておくと動きやすくなります。私は、「早朝インの日はコンビニやパーク内で軽めに、遅め出発の日はエミオンの朝食でゆっくり」といった感じで使い分けることが多いです。
朝食会場(タワー1F/スクエア2F)の違い
朝食会場は主にタワー1階とスクエア2階に用意されています。それぞれ雰囲気や配置が少しずつ違うので、どちらの棟に泊まっているかや、その日の混雑状況によって使い分けられるようになっていることが多いです。
タワー1階の会場はロビーからの動線が良く、スクエア側の会場はスクエア宿泊者にとって移動がコンパクトになる印象です。その日の案内に従って指定された会場へ向かう形になるので、チェックイン時や前日の案内を確認しておきましょう。
朝食料金と子ども料金・幼児無料ルール
朝食ブッフェの料金は、大人料金と子ども料金が設定されていて、幼児は一定の年齢までは無料というルールになっています。ディズニー周辺ホテルの中では、比較的リーズナブルな価格帯に収まっている印象で、内容とのバランスも良いと感じています。
子ども料金は、小学生かどうか、あるいは年齢や身長で区切られていることが多いので、わが家の場合は何歳から料金がかかるのか、事前にしっかり確認しておくのがおすすめです。家族全員分の朝食代を足し合わせるとそれなりの金額になるので、滞在日数や朝のスケジュールと相談しつつ、「全日朝食付にするか、何日かはコンビニ活用にするか」などを決めています。
朝食は予約不要?混雑しやすい時間帯の体感
エミオンの朝食ブッフェは、基本的に予約不要で利用できるスタイルが多いです。入口で部屋番号を伝えれば、そのまま席に案内される流れですね。ただし、パークの開園時間に近い朝のピーク帯はどうしても混雑しがちで、入店待ちの列が伸びることもあります。
体感として空きやすい時間帯は、パークインのピークを過ぎた8時半〜9時台あたり。逆に、7時台前半や9時半以降は、「早く出発したい人」と「ゆっくりめに動きたい人」が重なりやすい時間帯でもあるので、少し待つ前提で余裕を持って動くと安心です。
宿泊者以外も利用できる朝食の利用方法
ホテルエミオン東京ベイの朝食ブッフェは、宿泊者以外でも利用できる時間帯やルールが設けられていることがあります。近隣在住の方がモーニングとして利用したり、別のホテルに宿泊しているけれど朝食だけエミオンに来る、といった使い方も可能なケースです。
ただし、このあたりの運用は宿泊者の混雑状況などに応じて変わることも多いので、利用を考えている場合は事前にホテルへ問い合わせてみるのが確実です。宿泊者優先の運用になることもあるので、「利用できたらラッキー」くらいの気持ちでいると良いと思います。
ファミリー向けメニュー・アレルギー対応の印象
朝食ブッフェの内容は、和洋バランスよく揃っていて、子どもでも食べやすいメニューが多い印象です。パンやシリアル、スクランブルエッグ、ソーセージなど定番の洋食に加えて、ご飯と味噌汁、簡単なおかず類もあるので、「朝はパン派」「朝はご飯派」どちらの家族もカバーできる構成になっています。
アレルギー対応については、表示や質問への対応など、ホテル側もかなり気を配ってくれていますが、完全に安心したい場合は事前にホテルに相談しておくことをおすすめします。特に重度のアレルギーがある場合は、自己判断だけに頼らず、専門医や栄養士のアドバイスも踏まえて利用するようにしてください。
客室タイプ・タワーとスクエアの違いを徹底比較
ここからは、多くの人が一番悩みがちな「どの部屋にするか問題」に踏み込んでいきます。スタンダードルームからファミリー6までの代表的な客室タイプと、エミオンタワーとエミオンスクエアの違い、それぞれどんな家族構成に向いているのかを整理していきます。
スタンダードルーム(28㎡)の特徴と使い勝手
スタンダードルームは、ホテルエミオン東京ベイの基本となる客室タイプです。約28㎡という広さがあるので、2人〜3人利用でも十分なスペースを確保できます。ディズニー周辺のビジネスホテル寄りの客室に慣れていると、この広さはかなり快適に感じるはずです。
最大のポイントは、洗い場付きバスルームが備わっていること。ユニットバスではなく、バスタブと洗い場が分かれているので、湯船に浸かりながらしっかり体を洗える環境が整っています。ディズニー帰りの冷えた体には、本当にありがたい設備です。
ふたりディズニーであれば、スタンダードルームはコスパと快適さのバランスが非常に良い選択肢。3人利用でもベッド配置を工夫することで十分過ごせますが、荷物が多め・ぬい撮りグッズが多めなタイプのあなたは、少し広めのタイプも検討するとストレスが減るかもしれません。
和室・和洋室が子連れに向いている理由
小さな子どもや赤ちゃん連れのディズニー旅では、和室や和洋室タイプがかなり頼りになります。布団を敷いて川の字で寝られるので、転落の心配が少なく、夜中のトイレや授乳・寝かしつけにも対応しやすいのが大きなメリットです。
畳スペースがあると、日中のお昼寝や、夕方のパークから一時帰宅したときのゴロゴロタイムにも使えます。床におもちゃを広げて遊んでもクッション性があるので、フローリングよりも安心感がありますね。
和室・和洋室タイプは人気が高く、予約が埋まりやすいことも多いので、子連れディズニーを予定している場合は、早めの予約とキャンセルポリシーの確認をセットで行っておくと安心です。
カジュアル4・カジュアル5・ファミリー6の広さと人数上限
3人〜4人以上で泊まる場合に頼りになるのが、カジュアル4・カジュアル5・ファミリー6といった多人数向け客室です。カジュアル4やカジュアル5は、名前の通り4人・5人まで対応できるタイプで、50㎡前後の広さがあるため、ベッドを展開しても通路や荷物の置き場を確保しやすくなります。
ファミリー6は、その名の通り最大6名まで泊まれるタイプで、グループや三世代ディズニーにもぴったりです。広さがあるぶん、洗面台がダブルシンクになっていたり、クローゼットや収納が多めに確保されていたりと、「大人数で泊まる現実的な使い勝手」がきちんと考えられている印象があります。
家族構成別の部屋選びや人数ごとの最適な部屋タイプについては、ディズニーホテル全体を比較した人数別のディズニーホテル部屋選びガイドも参考になると思います。エミオンだけでなく、ほかのホテルとのバランスも見ながら検討したい場合におすすめです。
スクエアフォース・テラス付き・スイートなど特別感のある部屋
ちょっと特別感を出したい記念日ディズニーや、ゆったりステイを楽しみたいときは、スクエアフォースやテラス付き、スイートタイプの客室も候補に入ってきます。テラス付きタイプであれば、外の空気を感じながらくつろげるスペースが増えるので、小さな子どもと一緒でも気分転換しやすくなります。
スイートタイプは、リビングとベッドルームが分かれているなど、プライベート感とゆとりが段違いです。その分お値段もぐっと上がりますが、「この日だけはちょっと贅沢したい」というタイミングには強い選択肢になります。
これらの特別感のある客室は、販売数が限られていることも多いので、空室状況やキャンセルポリシー、眺望の向きなどをよく確認しながら、旅行計画全体とのバランスを見て検討してみてください。
タワーとスクエアの違い(温泉・露天・導線など)
ホテルエミオン東京ベイは、大きく分けてエミオンタワーとエミオンスクエアの2つの棟に分かれています。それぞれの違いをざっくりまとめると、次のようなイメージです。
- タワー:歴史はあるが全体的に落ち着いた雰囲気で、露天風呂付き大浴場があるのが最大の強み
- スクエア:比較的新しめの棟で、客室の内装や設備がモダン寄り、ファミリー向けタイプも多い
温泉をしっかり楽しみたい場合はタワー優先、客室の新しさやデザインを重視する場合はスクエア寄り、といった選び方が分かりやすいと思います。どちらが絶対に優れているというよりは、「何を重視するか」でベストな棟が変わるイメージです。
どの部屋タイプがどんな家族構成に向いているか
最後に、ざっくりとした目安として、「どの部屋タイプがどんな家族構成に向いているか」をまとめておきます。
| 家族構成・人数 | おすすめ客室タイプ | ポイント |
|---|---|---|
| 大人2人 | スタンダードルーム | コスパと広さのバランスが良く、洗い場付きバスで快適 |
| 大人2人+幼児 | スタンダードまたは和洋室 | 添い寝前提ならスタンダード、寝相が心配なら和洋室で布団 |
| 大人3〜4人 | カジュアル4/スクエアフォース | 全員ベッド確保+通路の余裕でストレス少なめ |
| ファミリー5〜6人・三世代 | カジュアル5/ファミリー6 | 広さと水回りの余裕が大人数ディズニーを救ってくれる |
あくまで目安なので、実際には予算や旅の目的、子どもの年齢なども加味しながら、「自分たちにとっての優先順位」を整理して選んでみてください。
水回り・アメニティ|洗い場付きバスルームが快適だった話

ディズニー旅で意外と差が出るのが、水回りの快適さです。ここでは、洗い場付きバスルームのメリットや、ダブルシンクやビューバスといった上位タイプの特徴、トイレ・洗面台の導線、アメニティやベビー向け貸出備品の充実度についてまとめていきます。
洗い場付きバスルームのメリット(子連れ・大人)
ホテルエミオン東京ベイの大きな強みのひとつが、多くの客室に採用されている洗い場付きバスルームです。湯船と洗い場が分かれているだけで、使い勝手は本当に別次元になります。
大人目線で言うと、シャワーを浴びながらバスタブにお湯を溜めて、しっかり半身浴や足湯ができるのが嬉しいところ。冷えと疲れを同時に解消できるので、連泊ディズニーの2日目以降のコンディションが全然違ってきます。
子連れ目線では、洗い場に子どもを座らせながら体を洗ってあげられるので、安全面でも安心感があります。小さな子どもは座り込んだり立ち上がったりと動きが激しいので、ユニットバスだとどうしても狭さを感じやすいですが、洗い場付きなら親子で一緒に入っても余裕が生まれます。
ダブルシンク・ビューバスなど上位タイプの特徴
カジュアル4やファミリー6など、広めの客室タイプでは、洗面台がダブルシンクになっている部屋もあります。朝の準備時間帯に、複数人が同時に歯磨きやメイク、ヘアセットをしても渋滞しにくいので、開園時間に合わせて一気に支度したいディズニー旅ではかなり便利です。
また、一部の客室にはビューバスタイプもあり、窓越しに外の景色を眺めながらお風呂に入れるという非日常感も楽しめます。プライバシー確保のためのブラインドなども用意されているので、使い方は事前に確認してから楽しんでくださいね。
トイレ・洗面台の配置と動線
エミオンの客室は、トイレとバスルームが分かれているタイプが多く、朝の支度時間帯に家族で取り合いになりにくい構造になっています。トイレは入口近く、洗面台とお風呂は奥側といった配置が多いので、人の行き来が交差しにくいのもポイントです。
大人数で泊まる場合は、「何時までにお風呂を済ませる」「朝は誰から順番に支度する」といったざっくりルールを共有しておくと、よりスムーズに過ごせます。特に開園前の時間帯はバタバタしがちなので、前日のうちにできる支度はなるべく夜のうちに済ませておくと安心です。
アメニティ・貸出備品(ベビー関連含む)の充実度
アメニティは、歯ブラシやヘアブラシ、シャンプー・コンディショナー・ボディソープなど、基本的なものはひと通りそろっています。ただ、ヘアケアにこだわりたい方や、肌が敏感な方は、いつも使い慣れているものを小分けにして持参しておくと安心です。
ベビー関連の貸出備品としては、ベビーベッドやベッドガード、おねしょパッド、おむつバケツ、子ども用の踏み台や補助便座、湯温計・体温計などが用意されています。数には限りがあるので、利用したいものが決まっている場合は、事前予約やチェックイン時の早めのリクエストがおすすめです。
眺望と花火|パークサイドの景色と見え方レビュー
「ホテルからパークの夜景や花火が見えるかどうか」は、ディズニー好きにとってかなり大事なポイントですよね。ホテルエミオン東京ベイでも、部屋の位置や階数によっては、東京ディズニーリゾート方面の景色や花火、天気が良ければ富士山まで見えることがあります。この章では、眺望のイメージや、花火を重視する場合の部屋選びのポイントをまとめていきます。
パークサイド(富士山方面)の眺望イメージ
パークサイドと呼ばれる向きの客室からは、遠目に東京ディズニーリゾートの建物や観覧車、海側の景色が見渡せることがあります。昼間は広い空と海、夜はキラキラした街明かりが広がるので、窓辺で少しぼーっとするだけでもリフレッシュできます。
天気の良い朝や夕方には、富士山方面がきれいに見えることもあり、ちょっと得した気分になれる瞬間です。ただ、あくまで「見える可能性がある」というレベルで、気象条件や季節、部屋の位置によってかなり差が出るので、「絶対に見たい」という目的だけで部屋を選ぶのは少しリスキーかもしれません。
高層階から見えるTDR・観覧車・花火の見え方
高層階になるほど、視界が開けてパーク方面の景色が見えやすくなります。特に夜の時間帯は、観覧車やパーク周辺のライトアップが遠目にきらめき、部屋でゆっくりしながらも「ディズニーに来ている感」をしっかり味わえます。
花火が上がる日は、タイミングが合えば窓から花火の一部が見えることもありますが、これも部屋の向きや高さ次第なので、あくまで「見えたらラッキー」くらいの期待度にしておくと精神衛生上ちょうどいいです。
富士山が見える条件(天気・方角・階数)
富士山が見えるかどうかは、天気と空気の澄み具合、時間帯に大きく左右されます。特に冬のよく晴れた朝は、空気が澄んでいてシルエットが見えやすいタイミングです。方角として富士山方面を向いているパークサイドの高層階であれば、条件が合えばきれいな姿を拝めるかもしれません。
ただし、これも自然現象なので、確約はできません。「見えたらラッキー」「写真が撮れたらもうけもの」くらいの感覚で楽しむのがおすすめです。
花火鑑賞を重視する人が押さえておきたい部屋選び
花火鑑賞を重視する場合は、パークサイドかつ高層階の部屋を選ぶのが基本線になります。予約時に「パーク側の高層階希望」といったリクエストを伝えておくと、空き状況次第で配慮してもらえることもあります。
ただし、花火の実施有無や時間帯は、天候やパーク側の運営都合によっても変わるため、「部屋からの花火鑑賞」を旅のメイン目的にしてしまうと、予定通りにならないリスクも高くなります。花火はあくまでオマケとして楽しみつつ、パーク内やホテル内での過ごし方そのものを充実させる方向でスケジューリングしておくと、結果的に満足度が高くなりやすいです。
子連れ・赤ちゃん連れにやさしいサービスと設備

ホテルエミオン東京ベイは、子連れ・赤ちゃん連れディズニーとの相性がとても良いホテルです。この章では、ベビー向けの貸出備品や、おむつバケツや補助便座といった細かな設備、ベビーカーの貸出、キッズプレジャールームの特徴、赤ちゃん連れ前泊・後泊で感じた安心ポイントをまとめていきます。
ベビーベッド・ベッドガード・おねしょパッドなどの貸出備品
子連れディズニーで特にありがたいのが、ベビーベッドやベッドガード、おねしょパッドなどの貸出サービスです。これらがあるだけで、夜の寝かしつけや、寝ている間の安全面への不安がかなり軽減されます。
ベビーベッドは対象年齢が決まっていることが多く、1歳未満など条件が設定されている場合もあります。ベッドガードは、ベッドと壁の間にすき間ができるタイプの部屋でも安心して寝かせられるので、添い寝派のご家庭には特におすすめです。
おねしょパッドは、トイトレ中の子どもや、長時間の睡眠で心配がある場合に使える心強いアイテム。寝具を汚してしまうかも…という不安を減らせるので、大人側の睡眠の質も守ってくれます。
おむつバケツ・補助便座・湯温計・体温計の使い勝手
赤ちゃん連れでありがたいのが、おむつバケツや補助便座、湯温計・体温計といった細かな備品です。おむつバケツがあると、使用済みおむつのニオイ対策がしやすく、部屋の快適さを保てます。補助便座はトイレトレーニング中の子どもには必須アイテムなので、家から持ってくる荷物を減らせるのは大きなメリットです。
湯温計は、赤ちゃんのお風呂の適温を確認するのに便利で、体温計は体調が不安定になりがちな旅先で、早めに変化に気付くための心強い相棒です。どの備品も数に限りがあるため、利用したい場合は早めにリクエストしておくことをおすすめします。
ベビーカー貸出(予約方法・対象月齢・注意点)
ホテルエミオン東京ベイでは、ベビーカーの貸出サービスも用意されています。A型ベビーカーなど、対象月齢や体重の目安が決まっているので、事前に自分の子どもの年齢・体重と照らし合わせて利用できるか確認しておきましょう。
貸出は事前予約制になっていることが多く、数にも限りがあります。確実に使いたい場合は、宿泊予約と同時か、遅くとも宿泊数日前までに問い合わせておくのが安心です。パーク内でのレンタルベビーカーと、ホテル貸出ベビーカーのどちらをメインにするかも含めて、旅の動線全体を考えながら決めてみてください。
キッズプレジャールームの特徴と実際の使い心地
キッズプレジャールームは、床材や家具が子ども向けに工夫されたファミリー向け客室です。ローベッドや柔らかい床、電子レンジや空気清浄機など、子連れで過ごしやすい設備がそろっていて、「家族全員でゆっくりくつろげる部屋」という印象があります。
ただし、キッズプレジャールームも人気が高く、予約が埋まりやすいことがあるので、希望する場合は早めのチェックが大切です。子どもの年齢がまだ小さいうちは、こういった部屋タイプを優先し、成長に合わせて和洋室やカジュアルタイプへ移行していくのもひとつの選び方です。
赤ちゃん連れディズニー前泊・後泊で感じた安心ポイント
赤ちゃん連れでのエミオン宿泊で、個人的に安心感が高かったポイントをまとめると、次のような感じです。
- 洗い場付きバスルームで、ベビーソープを使いながら安心して沐浴・入浴ができる
- ベビーベッドやベッドガードなど、寝かしつけ関連の備品が充実している
- おむつバケツや補助便座など、「あったらいいな」がしっかり用意されている
- コンビニが館内にあり、ミルク用の水や離乳食系の調達もしやすい
もちろん、子どもの体質や生活リズムによって必要なものは変わりますが、全体として「赤ちゃん連れウェルカムな雰囲気」が感じられるホテルだなと実感しています。
館内のコンビニ・自販機・コインランドリー情報
ディズニー旅では、ホテル館内のコンビニや自販機、コインランドリーの有無が地味に重要です。ここでは、ホテルエミオン東京ベイ館内のファミリーマートの場所や営業時間、買えるもののイメージ、24時間使えるコインランドリーの使い勝手や料金、長期滞在時の活用術について紹介します。
ファミリーマートの場所(タワー・スクエア2F)
ホテルエミオン東京ベイには、タワーとスクエアの両方の2階フロアにファミリーマートが入っています。館内からそのまま出入りできるので、パジャマのまま行くわけにはいきませんが、エレベーターでさっと降りて飲み物や軽食を買いに行けるのは本当に便利です。
パークから戻った夜に「ちょっとだけ何か食べたい」「デザートを買いたい」というときや、翌朝用のパンやおにぎり、子どものおやつなどを調達するのにも重宝します。新浦安駅周辺まで出なくても必要なものがそろうので、時間と体力の節約にもつながります。
コンビニ営業時間と11〜15時クローズに注意したい理由
館内のファミリーマートは、午前中と夕方〜夜の時間帯を中心に営業していることが多く、11〜15時ごろは一時クローズとなるケースがあります。この「お昼のクローズ時間帯」をうっかり忘れていると、「ランチ用の軽食を買いに行こうとしたら閉まっていた」ということになりがちです。
パークに行かない日や、チェックアウト後にホテルで少しゆっくりする日などは、お昼前に買っておくか、新浦安駅周辺で調達しておくと安心です。館内コンビニはあくまで「あると便利な補助的存在」と考えつつ、メインの食事はレストランやパーク内で楽しむイメージで計画しておくとバランスが取りやすいです。
子ども用品や軽食はどこまでコンビニで揃うか
館内ファミリーマートでは、一般的なドリンクやお菓子、カップ麺、サンドイッチ、おにぎりなどの軽食に加え、簡単な日用品や子ども向けのおやつも扱っています。ミルク用の水やジュース、子ども用スナックなども手に入りやすいので、「持ってくるのを忘れた!」というときのバックアップとして頼りになります。
ただし、離乳食やアレルギー対応食品などは、必ずしも種類豊富とは限りません。必要なものがはっきりしている場合は、事前に自宅近くでまとめて用意しておくか、新浦安駅周辺のスーパーやドラッグストアも視野に入れておくと安心です。
24時間使えるコインランドリーの台数・料金
ホテルエミオン東京ベイには、24時間利用できるコインランドリーも用意されています。場所はタワー・スクエアともに2階フロアにあることが多く、洗濯機・乾燥機ともに複数台設置されています。
料金は洗濯機1回数百円、乾燥機は30分単位の料金設定、洗剤は自動投入または別売りといったスタイルが一般的です。長期滞在や連泊ディズニーでは、「途中で一度洗濯して荷物を減らす」という使い方ができるので、荷物の総量を抑えたい人にとってはかなりありがたい存在です。
長期滞在や連泊でのランドリー活用術
3泊以上の長期滞在や、汗をかきやすい夏ディズニーでは、コインランドリーを活用することで荷物をコンパクトにできます。例えば、「2〜3日分の着替えだけ持っていき、中日でまとめて洗濯する」というスタイルにすると、スーツケースのスペースに余裕が生まれます。
ランドリーを使うタイミングとしては、パークから早めに戻った日の夕方や、最終日の前日夜など、パークスケジュールに余裕がある時間帯がおすすめです。洗濯中・乾燥中に部屋で休憩したり、荷造りを進めたりと、時間を有効活用できます。
駐車場の料金と「仮チェックイン割」を最大限に活かす方法

車でディズニーに行く場合、ホテルの駐車場料金や利用時間も大事なチェックポイントです。この章では、ホテルエミオン東京ベイの宿泊者向け駐車場の仕組みや、連泊時の料金の考え方、仮チェックインを絡めたお得な使い方、ディズニー当日インパと車利用のスケジュール例を紹介していきます。
宿泊者向け駐車場の利用時間と1泊料金
ホテルエミオン東京ベイの宿泊者向け駐車場は、チェックイン日のお昼ごろからチェックアウト日の午後早めまでなど、ある程度余裕を持った時間設定になっています。1泊ごとの料金が設定されていて、その範囲内であれば出し入れ自由というスタイルが一般的です。
ディズニー当日インパをする場合も、「朝ホテルに車を停めてからパークへ向かい、夜戻ってきてそのまま宿泊」という流れが作りやすく、パークの駐車場に別途お金を払う必要がない分、トータルで見るとコスト調整がしやすくなります。
連泊時の料金体系と超過料金のルール
連泊する場合は、泊数に応じて駐車場料金が加算されていく形になります。例えば、2泊3日の場合は「2泊分の駐車場料金+チェックアウト後の一定時間」が含まれるイメージです。
規定時間を超えて駐車する場合は、30分単位などで超過料金がかかることもあるので、チェックアウト後にパークへ行くか、そのまま帰宅するかなど、スケジュール全体を見ながら駐車時間を調整することが大切です。
正午までの仮チェックインで得するパターン
仮チェックインと駐車場を組み合わせると、少しお得になるパターンもあります。例えば、チェックイン日のお昼前後までにホテルに到着し、仮チェックインと同時に駐車場を利用し始めることで、実質的に「パーク駐車場代を抑えつつ、ホテル駐車場を最大限活用する」という動き方ができます。
ただし、このあたりの細かいルールや時間設定は変わることがあるので、「何時から何時までが1泊料金の範囲なのか」「何時以降は超過料金になるのか」など、必ずホテル側に最新情報を確認してから計画を立ててください。
ディズニー当日インパと車利用のスケジュール例
車でエミオンに向かい、そのままディズニー当日インパする場合の、ざっくりとしたスケジュール例を挙げておきます。
- 7:30〜8:30ごろ:ホテルエミオン東京ベイに到着、駐車場に車を停める
- 8:30〜9:00ごろ:フロントで仮チェックイン&荷物預かり、シャトルバスの時刻表を確認
- 9:00〜9:30ごろ:シャトルバスで東京ディズニーリゾートへ移動、パークイン
- 終日:パークで遊ぶ
- 夜:シャトルバスでホテルへ戻り、そのまま客室へ直行してチェックイン完了
このパターンだと、パークとホテル間の移動をすべてシャトルバスに任せられるので、車は完全に「ホテルの拠点」として使うだけで済みます。帰りはそのまま車で自宅へ向かえるので、荷物の持ち運びも最小限で済むのがメリットです。
ホテルエミオン東京ベイ宿泊記|実際の滞在レポート

ここまでで基本情報や設備面の解説をしてきましたが、「実際に泊まるとどんな感じなのか?」という視点も気になりますよね。この章では、チェックインから部屋到着、パーク帰りの導線、ほほえみの湯の使い方、朝食ブッフェからチェックアウトまでの一連の流れを、宿泊レポートとしてまとめていきます。
チェックイン〜部屋到着までの流れと所要時間
私がよく選ぶパターンは、昼前後にホテルへ到着して仮チェックインを済ませ、荷物だけ預けてからパークへ向かう流れです。フロントで宿泊者情報を確認し、精算方法を決め、ルームキーや朝食券、温泉券などを受け取るまでの所要時間は、混雑状況にもよりますが10〜20分程度が目安です。
パークから戻ってきて正式に部屋に入るタイミングは、夜のシャトルバスでホテルに戻ってきた後。仮チェックインでルームキーを先にもらっていれば、ロビーを通り抜けてそのままエレベーターで客室フロアへ向かい、迷うことなく部屋に直行できます。荷物はベルカウンターから部屋に届けてもらえることもあるので、到着時に合わせ方を確認しておくとスムーズです。
客室の広さ・設備・清潔感のリアルな感想
スタンダードルームでも28㎡あるため、扉を開けた瞬間の印象は「思ったより広い」が正直な感想です。ベッドの横にスーツケースを広げても、通路が完全にふさがることは少なく、荷物が多くなりがちなディズニー旅でも比較的ゆったりと過ごせます。
水回りは、バスタブと洗い場が別になっている点がやはり大きく、床の掃除や排水も含めて清潔感が保たれている印象です。壁紙や家具のデザインは派手すぎず、落ち着いた色味が中心なので、「ディズニー感満載の夢の世界」というよりは、「パークから帰ってきてしっかり休める場所」というイメージがしっくりきます。
ディズニーから帰ってきた後の動線と疲労感の違い
パークからホテルエミオン東京ベイへ戻るときは、シャトルバスで座っているだけで玄関前まで連れて行ってもらえるので、舞浜駅で乗り換えるパターンに比べて体力の消耗がかなり少なく感じます。特に閉園まで遊んだ日の夜は、「一刻も早く座りたい・歩きたくない」という気持ちになるので、シャトルバスのありがたみを強く感じます。
ホテルに着いたあとは、エレベーターで客室フロアへ直行し、部屋で少し休んでから温泉やお風呂へ行くのが定番パターン。ほほえみの湯を利用する日は、湯上がりに水分補給をしつつ、翌日のスケジュール確認や持ち物整理をしてから、早めに就寝するようにしています。
ほほえみの湯に入ってから寝るまでの過ごし方
ほほえみの湯を利用する夜は、パークから戻って軽く腹ごしらえをしてから温泉に向かうことが多いです。湯舟に浸かったあとは、ストレッチをしながら足や腰の疲れをほぐし、部屋に戻ってからは水分補給と保湿ケアをして、そのままベッドにダイブという流れが定番になっています。
スマホや動画を見始めるとつい夜更かししてしまうので、「温泉の日は日付が変わる前に寝る」というマイルールを作っておくと、翌日の朝がかなりラクです。ディズニー旅は体力勝負なので、夜の過ごし方ひとつで、パークでの楽しみ方が変わってきますよ。
朝食ブッフェ〜チェックアウトまでのタイムライン
朝食付きプランのときは、チェックアウト日の朝に朝食ブッフェを利用することが多いです。大体8時前後に会場へ行き、1時間弱かけてゆっくり朝ごはんを楽しんでから部屋へ戻り、荷造りと最終確認をして12時までにチェックアウトという流れです。
チェックアウト後も、荷物をフロントに預けてからパークへ向かうことができるので、最終日も身軽な状態で遊べます。帰りはホテルに戻って荷物を受け取り、車や電車でそのまま帰宅するだけなので、最後までバタバタしにくいスケジュールを組みやすいと感じています。
他のディズニーパートナーホテルと比較して感じたメリット・デメリット
最後に、同じパートナーホテルである浦安ブライトンホテルやオリエンタルホテル東京ベイなどと比較したときに感じる、ホテルエミオン東京ベイのメリット・デメリットを整理しておきます。どのホテルもそれぞれの良さがあるので、「自分に合うかどうか」を判断する材料として読んでもらえたらうれしいです。
アクセス・シャトルバス利便性の比較
オリエンタルホテル東京ベイのように新浦安駅直結のホテルと比べると、エミオンは駅から徒歩数分の距離がある分、アクセス面だけ見れば少し不利に見えるかもしれません。ただ、エミオンはパークとのシャトルバスがしっかり整備されているので、「新浦安駅からの徒歩」さえクリアしてしまえば、パークとの往復自体はかなりスムーズです。
駅直結型ホテルは「電車移動メイン」「夜にコンビニやレストランをフル活用したい」場合に強く、エミオンは「シャトルバスメインでパークとホテルを往復しつつ、部屋と温泉でしっかり休みたい」場合に強いという印象です。
温泉・大浴場があることの圧倒的な強み
ディズニー周辺ホテルの中で、天然温泉の大浴場を備えているホテルは限られています。その中で、ほほえみの湯のようにしっかり温まれる温泉と、露天風呂まで楽しめる設備を持っているエミオンは、「疲労回復」という観点で見たときの強みがかなり大きいです。
2泊3日以上の連泊ディズニーや、ハロウィーン・クリスマスなどのイベント期間にがっつり遊ぶプランでは、「夜に温泉で疲れをリセットできるかどうか」が翌日の楽しみ方を左右することも多いので、温泉重視派にとってはエミオンはかなり有力な候補になると思います。
子連れサポート・ベビー向けサービスの充実度
子連れ目線で見ると、エミオンはベビー向け貸出備品やキッズ向けルーム、洗い場付きバスルームなど、「あったらうれしい」がきちんと揃ったホテルという印象です。同じパートナーホテルでも、浦安ブライトンホテルは「落ち着いたシティホテル感+広い部屋」、オリエンタルホテル東京ベイは「ウェルカムベビー認定+駅直結」のように、それぞれ得意分野が異なります。
エミオンは、その中でも温泉と子連れ設備のバランスが良く、「子連れでしっかり休みたいディズニー旅」に向いたホテルだと感じています。
価格帯とコスパ感(部屋の広さとのバランス)
価格帯としては、ディズニーホテルやオフィシャルホテルより抑えめでありながら、部屋の広さや水回りの充実度を考えるとコスパが高いと感じることが多いです。特にスタンダードルームやカジュアルクラスは、「この広さと設備でこの価格なら納得」と思えるパターンが多く、リピートしやすいポジションにあります。
一方で、イベント期間や連休などは料金が上がることもあるので、他のパートナーホテルやオフィシャルホテルとの価格差を比較しながら、「この日程であればどこがベストか」を毎回見直すようにしています。
ここは人を選ぶかもしれない…と感じたポイント
メリットが多い一方で、「ここは人を選ぶかも」と感じるポイントも正直に挙げておきます。ひとつは、パーク隣接ホテルと比べるとどうしても移動時間がかかること。シャトルバスが便利とはいえ、「パークから徒歩圏内がいい」という人には、立地だけで見ると物足りないかもしれません。
また、エミオンは「落ち着いたリゾートホテル」寄りの雰囲気なので、ロビーから客室までディズニーの世界観に浸りたい、というタイプの方にはディズニーホテルのほうが満足度は高いと思います。そのぶん、価格と静けさ、広さのバランスで選ぶホテル、と考えるとしっくりくるはずです。
ホテルエミオン東京ベイ 宿泊記Q&A(よくある質問まとめ)
最後に、ホテルエミオン東京ベイの宿泊を検討しているときによく出てくる疑問を、Q&A形式でまとめておきます。細かい部分は必ず公式の最新情報で確認してもらう前提ですが、全体像をつかむ参考として読んでみてください。
Q. 仮チェックインは何時から何時まで?何ができますか?
仮チェックインは、正式なチェックイン時間より前の時間帯から対応してもらえることが多く、午前中〜お昼ごろの到着でも手続きができます。できることは、宿泊者情報の登録や精算方法の確認、荷物の預かり、夕方以降に有効になるルームキーの受け取りなどです。
具体的な対応時間や内容は時期によって変わることがあるため、「何時ごろまでに行けば仮チェックインできるか」は、必ず事前にホテルへ確認してください。
Q. パークチケットはホテルで買えますか?
ホテルエミオン東京ベイでは、パークチケット付き宿泊プランを通してチケットを確保できることが多いです。一方で、フロントでのチケット単体販売は、運用や在庫状況によって変わるため、「買える前提」で計画を立てるのは危険です。
基本的には、公式オンラインや旅行会社、パークチケット付き宿泊プランなどで事前にチケットを確保しておくことをおすすめします。チケット関連は変更が多い分野なので、必ず最新情報を確認してください。
Q. 温泉「ほほえみの湯」は子どもも入れますか?
ほほえみの湯は宿泊者向けの大浴場で、子どもも利用できますが、年齢やおむつの状態などによって利用に制限があるケースもあります。特におむつが取れていない子どもについては、衛生面から利用を控えるよう案内されることもあるので、事前にホテルへ確認しておくと安心です。
また、混雑時間帯を避けて利用するなど、周囲の利用者への配慮も大切にしながら楽しんでください。
Q. コンビニやコインランドリーは何時まで使えますか?
館内のファミリーマートは、朝と夕方〜夜を中心に営業しており、11〜15時ごろは一時クローズとなることが多いです。一方、コインランドリーは24時間利用可能なケースが多く、いつでも洗濯・乾燥ができるようになっています。
ただし、営業時間や台数、利用方法は変更されることもあるので、チェックイン時に最新の案内を確認しておくことをおすすめします。
Q. ベビーベッドやベビーカーは事前に予約が必要ですか?
ベビーベッドやベッドガード、ベビーカーなどの貸出備品は数に限りがあるため、事前予約や事前リクエストが推奨されています。宿泊予約時や、宿泊日が近づいたタイミングで、ホテルに直接連絡して希望の備品を伝えておくと安心です。
対象年齢や体重制限、利用可能期間なども合わせて確認し、無理のない範囲で活用してください。
Q. 花火やパークの景色が見える部屋を指定できますか?
予約時に「パークサイド希望」「高層階希望」などのリクエストを伝えることは可能ですが、部屋の向きや階数は当日の空き状況によって決まるため、必ずしも希望どおりになるとは限りません。
花火やパークの景色は、あくまで「見えたらラッキー」くらいの期待値にしておき、ホテルそのものの快適さやアクセス、温泉や朝食など、確実に得られるメリットを重視して選ぶのがおすすめです。
まとめ
ホテルエミオン東京ベイは、東京ディズニーリゾートから一駅離れた新浦安エリアにありながら、無料シャトルバスや仮チェックイン、洗い場付きバスルーム、天然温泉の大浴場、子連れに優しい貸出備品など、ディズニー旅を支えてくれる要素がぎゅっと詰まったパートナーホテルです。
パーク隣接のオフィシャルホテルやディズニーホテルと比べると、「ディズニー色」や立地の近さでは劣る部分もありますが、そのぶん客室の広さや価格とのバランスで強みを発揮します。特に、前泊・後泊でしっかり体力を回復させたいファミリーや、温泉や大浴場を重視するディズニー好きにとっては、かなり相性のいいホテルだと感じています。
ディズニー周辺ホテル全体の選び方をもう少し広い視点で整理したい場合は、立地や料金、子連れ設備をまとめたディズニーホテルとパートナーホテルの比較ガイドもあわせて読んでもらえると、「自分の旅スタイルに合うホテルゾーン」がよりはっきり見えてくるはずです。
この記事で紹介している料金・サービス内容・設備などは、すべて執筆時点での一般的な目安であり、今後変更される可能性があります。正確な情報は必ずホテルエミオン東京ベイおよび東京ディズニーリゾートの公式サイトや最新の案内を確認してください。旅行プランや宿泊先の選択、チケットやサービスの利用などに関する最終的な判断は、ご自身の責任で行い、不安がある場合はホテルスタッフや旅行会社などの専門家に相談するようにしてください。
あなたの次のディズニー旅行が、パークもホテルも含めて最高の思い出になりますように。ホテルエミオン東京ベイでの宿泊が、そのお手伝いになればうれしいです。






